ジーン・ウールの不思議な旅

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産経国際ニュース トピック中国 1/2

2011-03-17 10:54:28 | 石平チャイナ・政治・経済
中国、日本の秩序や防災対策を称賛 同じ地震大国、連日トップ報道
2011.3.17 06:58 (1/2ページ)


放射性物質の除染作業に臨む自衛隊員=15日午後2時24分、福島県二本松市
 東日本大震災に、同じく地震に苦しむ中国が高い関心を寄せている。被災状況の報道の一方で、未曾有の震災に直面した日本人の秩序の良さや、防災対策を評価する声が目立っている

 中国でも震災のニュースはトップ記事の扱い。状況の進展をメディア各社がリアルタイムで伝えている。地震発生時、中国では折しも国会に相当する第11回全国人民代表大会(全人代)が開催中だった。通常であれば、この経済イベントで埋め尽くされるはずの中国紙の紙面の多くが、日本の震災報道に費やされた。


冷静な避難民教訓に

 報道は、日本の防災対策を評価する内容が目立ち、新京報(電子版)は「日本大地震はわれわれに何を告げたか」と題する記事を掲載。「教師は最後に電気を消してから教室を離れ、避難民は暗闇の中で秩序正しく並び救済物資を受け取る」と日本人が見せる秩序と冷静さを高く評価している。

 また、都心の高層ビルが今回の激震に持ちこたえたことなどを挙げ、日本の耐震技術の高さを評価した報道も多かった。被災地の多くで学校が避難所として活躍した例を取り上げ、「校舎など公共建築の耐震機能の強化」(新京報)させる重要性が改めて認識されたようだ。

 また、各家庭に備えられた防災袋や学校の防災頭巾、定期的に実施される防災訓練といった日本の日常に溶け込んだ対策の詳細も、多くの中国メディアが紹介している。

 中国メディアの北京青年報網は「長期にわたる国民教育の成果と、技術面での地震予防対策の進歩」が日本の優れた防災対策の背景にあるとの上海・復旦大学国際関係学院の郭定平・教授の見解を紹介している。

 一方、震災が誘発した日本の原子力発電所の事故も焦点の一つとなった。

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