CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-335「ゾンビプーラ」(シンガポール)

2019年12月30日 21時58分31秒 | シンガポール映画
仮病は、自由への道
 やる気ゼロの陸軍予備兵士カユは、軍のキャンプ地で訓練と警備任務を気ままに遂行していた。
 そんなある日、キャンプ地で突然、正体不明のウイルスが発生。兵士たちが続々と狂暴なゾンビに変貌していく。危機に瀕したカユは、天敵である上司リー軍曹と共に脱出を計画。
 軍事訓練以上に過酷なゾンビ軍団との闘いが幕を開ける!(「KINENOTE」より)


 山奥にある陸軍基地で正体不明のウイルスの発生によりゾンビが増殖。

 生き残った予備兵士のカユが、天敵であるリー軍曹たちと共に生き残るため脱出を図ろうとする様を描いたサバイバル・ホラー。

 先日の「超 感染 ファイナル・デッド」もそうであったが、何故ゾンビが増殖したのか、その理由は不明。

 陸軍基地で発生したということで、感染、ゾンビ化していくのは兵士たちばかり。

 しかも、感染して人間でなくなった後でも、曰く〝筋肉の記憶〟は残っているようで、日課の偵察や軍事練習などの行為をなぞっていく。

 しかも国家が流れると、皆静止して国家を聴いており、流れ終わるまで人間を襲うことをしない。

 そんなゾンビたちの行動と共に、元々やる気ゼロで、ビビリでもあったカユと、口だけは威圧的だが、行動が伴わないリー軍曹のドタバタしたゾンビへの対応で笑わせてくれるコメディ・ホラーとなっている。

 そして、ゾンビが人間を襲っている中、カユは何故か最初襲われない。

 何か理由があるのだろうが、果たしてそれは何なのか。

 やがてもう一人襲われなかった人物が現れ、そこで観ている方はその理由が察することが出来る。

 カユたちがドタバタ・サバイバルを繰り広げる展開であるが、王道として自らだけ助かろうと、あるいは自分が助かるため他人を犠牲にしようとする者も出てくる。

 果たして、カユたちは迫り来るゾンビの群れから逃れ、生き延びることが出来るのか。

 笑いを交えたホラーではあったが、ゾンビに襲われるシーンや、ゾンビを撃退するシーンなどは、グロ映像を見せていたな。

/5

監督:ジェイセン・タン
出演:アラリック、ベンジャミン・ヘン、ジョイ・ピン・ライ
   ハレショー・タイラニ、リチャード・ロー、チェン・シーファン
於:シネマート新宿

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