CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-334「聖女 Mad Sister」(韓国)

2019年12月30日 01時12分21秒 | 韓国映画
あなたのことはお姉ちゃんが必ず護るから
 元警護員で過剰防衛により服役していた女性格闘家のイネは、刑期を終え、妹のウネの元へ戻ってくる。ウネは18歳の高校生だが、精神年齢は10歳。
 ようやく普通の暮らしが送れると思っていた矢先、ウネが学校から帰らず、行方不明になる事件が発生。イネは警察に届け出て、学校にも問い合わせるが、誰も真剣に取り合ってくれない。絶望したイネは、自ら捜索を開始。手がかりを辿るうち、ウネの過去が明らかになる。
 何とかウネを捜し出したイネは、ウネを傷つけた連中への復讐を開始する。(「KINENOTE」より)


 過剰防衛で1年半服役したイネ。

 ようやく出所して18歳の妹、ウネと共に過ごそうかという矢先、ウネが行方不明となってしまう。

 警察も当てにならない中、一人で捜索していたイネは、ウネが危険な状況に陥っていることを知る。

 妹を取り返すため、そして妹を傷つけた連中に復讐を開始する。


 「悪女 AKUJO」「The Witch 魔女」など、このところヒロイン・アクションの多い韓国映画であるが、本作も一人の女性が危険な連中に立ち向かうハード・アクション。

 一応格闘家だったという設定で、その経験を活かして相手を打ちのめしていくイネ。

 そんな闘いを、妹からプレゼントされた赤いワンピース、そして赤いハイヒールで繰り広げる。

 イネを演じたイ・シヨンは、かつてボクシング韓国代表にもなったことがあるらしく、本作ではスタントを使わずアクションをこなしているらしい。
 なかなか激しい格闘シーンが多かったな。

 イネはウネの行方を追っていくが、ウネの身柄は次々と別の人間に変わっていく。

 イネが次々とイネを傷つけた連中と対決していくうち、二人の忌まわしい過去にまつわる出来事が明らかになり、因縁の相手と対決することとなる。

 果たして、イネはウネを無事助け出すことが出来るのか。

 美しい装いで激しいアクションを見せる展開に興味惹かれる作品だった。

 それにしても、いかに仕送りしていたとはいえ、精神年齢が低い高校生のウネが1年半も一人で暮らしていたというのは、ちょっと疑念。

 その後もあんなカー・クラッシュがあって、人が集まってこないというのもおかしいななど、気になるところが多少あったかな。

/5

監督:イム・ギョンテク
出演:イ・シヨン、イ・ジュニョク、パク・セワン、チェ・ジノ、イ・ヒョンチョル
於:シネマート新宿

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