CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-336「スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班」(韓国)

2019年12月30日 23時43分42秒 | 韓国映画
目に見えるものが真実だろ
 元F1レーサーで大物実業家チョン・ジェチョルの不正を調べていたエリート警官シヨンだったが、思わぬ横やりが入り左遷されてしまう。
 送られたのは未解決のひき逃げ事件を扱う“ひき逃げ専門捜査班”。ただのお荷物部署かと思われたが、エースのミンジェは並外れた車の知識と事件に関する天性の洞察力を兼ね備えていた。
 そんな中、偶然にも3ヵ月前に発生したひき逃げ事件の容疑者としてジェチョルの名前が浮上してくるのだったが。(「allcinema」より)


 大物実業家と警察長官の不正を暴こうとして失敗した警部補のジヨンは、地方警察のひき逃げ事件専門の部署へと左遷されてしまう。

 部屋は薄汚い地下の部屋、更にメンバーは係長と巡査が一人だけという部署で、お荷物部署かと思われる。

 しかし、エースだというミンジェは並外れた自動車の知識と洞察力を備えており、見事な推理でひき逃げ車を見つけ出す。

 ジヨンが追っていたのは、元F1レーサーで、自らサーキットを作って車を飛ばすスピード狂のチョン・ジェチェル。

 3ヶ月前にひき逃げ事件があり、その有力容疑者がジェチョルだと目される。

 ここでシヨンとひき逃げ捜査チームの目標が同じとなり、一致団結してジェチョルを捕まえようとする展開になるのかと思ったが、シヨンには元々ジェチョルの捜査を続けていくという目的があり、単独で動いていく。

 内務調査課とは違い、どこか庶民的なチームであるひき逃げ捜査班。
 更に、ミンジェの家族や知り合いなどと交流していくうちにシヨンの気持ちも変わっていくような様子を見せてはいく。

 それでも複雑な様相を見せる展開。

 証拠を掴めずにいたシヨンに対し、ひき逃げ事件でミンジェが見事な洞察でジェチョルを捕まえるという単純な話では終わらない。

 幾つもの裏切りと駆け引きがあり、果たしてシヨンとミンジェは証拠を掴み、ジェチョルを捕らえることが出来るのか気になるところ。

 ミンジェの過去にまつわるものと元F1レーサーのジェチョルによって繰り広げられるカー・アクションなど見応え充分。

 二転三転する展開で、どのような決着となるのか判らず、最後まで緊迫感ある展開であった。


 一応話が決着したのかなと思った後で、新たな展開を予想させる映像。
 こちらも続編を考えているということなのか。

/5

監督:ハン・ジュニ
出演:コン・ヒョジン、リュ・ジュンヨル、チョ・ジョンソク、ヨム・ジョンア
   チョン・ヘジン、イ・ソンミン、キム・ギボム、ソン・ソック
於:シネマート新宿

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