CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-120「アベンジャーズ エンドゲーム」(アメリカ)

2019年05月07日 00時23分28秒 | アメリカ映画
SF映画の傑作が全て嘘だなんて
 アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命は、最強を超える敵“サノス”によって半分が消し去られる。大切な家族や友人を目の前で失い、地球に取り残された35億の人々のなかには、この悲劇を乗り越えて前に進もうとする者もいた。
 そんななか、地球での壮絶な戦いから生き残ったキャプテン・アメリカ、ソー、ブラック・ウィドウ、ハルク、ホークアイと、宇宙をあてもなく彷徨いながら新たなスーツを開発し続けるアイアンマンは、決して諦めてはいなかった。大逆転へのわずかな希望を信じて再び集結したヒーローたちは、失った者たちを取り戻す方法を探る。
 残された人々と今ここにいない仲間たちのために、アベンジャーズは最後にして史上最大の逆襲に挑む。(「KINENOTE」より)


 「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」に続くシリーズ最新作。

 宇宙の半分の生命がサノスによって消し去られた中、生き残ったアベンジャーズの面々が、失われた人々を取り戻すべく、わずかな可能性にかけて動き出す。


 前作では登場していなかったホークアイの家族が消えるところから本作は始まる。

 そして「キャプテン・マーベル」が宇宙空間を漂っていたアイアンマンを見つけ救出。

 サノスを見つけ出し、倒すが、6つのストーンは破壊された後で、為す術もなくなるアベンジャーズ。

 しかし、「アントマン&ワスプ」で量子空間にいたアントマンが5年ぶりに地球に戻り、消えた人々を取り戻す可能性を話し始める。

 残された可能性に賭け、アベンジャーズの面々は行動を開始する。


 これで「アイアンマン」から始まった一連のシリーズも一つの終止符を打ったかなという印象の作品。

 消された人々を取り戻すため行動を開始するアベンジャーズの面々が向かうのが、彼らにゆかりのあった時代、場所。

 「アベンジャーズ」の1作目に関わる展開であったり、「ドクター・ストレンジ」に関わる人物であったりが登場する。

 
 サノスはソーがその首を落としたので、最後の戦いはいったい誰と行うのだろうと思っていたが、そういう展開になるのか。
 前作よりも手っ取り早い方法を選んだんだな。

 クライマックスの対決のシーンは壮大。
 誰が誰だか判らぬ入り組んだ対決シーンではあったが。

 キャプテン・アメリカやアイアンマンたちがピンチとなった時に、続々とヒーローたちが現れるシーンは、ちょっと胸が震えたな。

 戦いの途中には女性ヒーローたちが揃うシーンもあり。



 これで一つの終止符というのは、アベンジャーズの何人かがたどり着く運命からも伺える。

 マーベル作品に通常ある、エンドロール途中、終わりにある映像も無し。

 3時間超の作品であったが、長さも感じさせない。
 ただ戦いのシーンだけに終わらせず、アベンジャーズそれぞれの面々にゆかりのあるシーンを展開させ、非常に楽しめる一本になっていた。

 消えたメンバーも戻ってきて良かったなという感じであるが、気になるのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のガモーラだな。

 途中、東京が舞台となって真田広之も登場したりする。


 この先、マーベル・シネマティック・ユニバースはどうなるんだろうな。

/5

監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
出演:ロバート・ダウニーJr.、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ
   クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー
   ポール・ラッド、ブリー・ラーソン、ドン・チードル
   カレン・ギラン、ダナイ・グリラ、ベネディクト・ウォン
   ジョン・ファブロー、グウィネス・パルトロー、ジョシュ・ブローリン
声の出演:ブラッドリー・クーパー
於:TOHOシネマズ渋谷

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