CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-386「クレイヴン・ザ・ハンター」(アメリカ)

2024年12月23日 00時05分11秒 | アメリカ映画

神話にも現実がある

 幼い頃、裏社会を牛耳る冷酷な父親とともに狩猟に出かけた際、巨大なライオンに襲われたことをきっかけに「百獣の王」のパワーをその身に宿したクレイヴン。自身の父親がもたらしたこの世の悪を始末するという目的を抱いた彼は、金儲けのために動物を殺める人間たちを次々と狩っていく。

 一度狙った獲物はどこまでも追い続け、必ず自らの手で仕留めるクレイヴンだったが、そのなかでやがて、縁を切ったはずの父親との対峙を余儀なくされる。

 さらに、全身が硬い皮膚に覆われた巨大な怪物ライノの出現によって、戦いは次第にエスカレートしていく。(「作品資料」より)

 

 「ヴェノム」「モービウス」に続いて「スパイダーマン」に登場するヴィランを主人公とするマーベル・コミックの実写化作品。

 動物のようなパワーや特殊能力を持ち、悪人たちを仕留めていくクレイヴン。

 彼が誕生する話を描いている。

 組織のボスである父親と義弟のディミトリと共に狩りに出かけたニコライは、野生のライオンに襲われ、瀕死の重傷を負う。

 しかし、ライオンの血が体内に入ったことと偶然彼を見つけ、祖母から貰った秘薬をカリプソという少女から与えられたことから、急激に回復する。

 更に驚異的な身体能力を手にし、父親と義弟の元を離れたニコライは〝クレイヴン〟と名乗り、悪党を退治することに使命を燃やす。

 〝ザ・ハンター〟として都市伝説にさえなっていくクレイヴンであったが、やがて彼を狙うライノという男が現れる。

 クレイヴンを狙うライノとの激しい戦いが描かれるが、このライノもサイのパワーを持つ巨大な怪物に変わったりする。

 ライノがニューヨークの医師から手術を受けたと言っていたが、その医師ってモービウスのことかな。

 ヒーロー誕生とその戦いを描いたオーソドックスな話ではあったが、その戦いぶりなど興味深いものだった。

 しかし、ラストにクレイヴンがことを成し遂げても、事態は思わぬ方向に向かっていく。

 果たしてこの先の話は描かれるのかな。

/5

監督:J・C・チャンダー

出演:アーロン・テイラー=ジョンソン、アリアナ・デボーズ、フレッド・ヘッキンジャー、アレッサンドロ・二ヴォラ、クリストファー・アボット、ラッセル・クロウ

於:新宿ピカデリー


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