CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-291「最高の人生の見つけ方」(日本)

2019年11月24日 22時37分08秒 | 日本映画
煙草って美味しいですか
 大学卒業後すぐに結婚し、以来ずっと家庭に尽くしてきた専業主婦の幸枝と、一代で巨大ホテルチェーンを築き上げた剛腕女社長のマ子。まるで世界の違う人生を歩んできた2人は、ひょんなことから病院で同室に。しかも2人とも末期ガンで余命宣告を受けたことを知り意気投合。
 そんな中、病院で出会った12歳の少女が書いた“死ぬまでにやりたいことリスト”を偶然手にした幸枝。これまで家族のために自分を押し殺して生きてきた彼女は、このリストを実行してみたいとマ子に打ち明ける。
 マ子は呆れながらも興味を示し、さっそく2人はマ子の優秀な秘書・高田を従え、リストを実現するための無謀な大冒険へと旅立つのだったが。(「allcinema」より)


 ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン主演の「最高の人生の見つけ方」を日本でリメイクした作品。

 こちらは二人の女性が主役の作品。

 それぞれ癌を宣告され、余命わずかである専業主婦の幸枝と女社長のマ子。
 偶然同じ病室になった2人は、1人の少女が遺した、〝死ぬまでにやりたいこと〟リストを見つけ、それを実現するため2人で旅に出る。

 全く環境の違う生活をしてきた2人が、旅行を通じてこれまでの人生を振り返り、生きるということを考えていく。


 オリジナルを観たのは10年以上前で、その時は感じなかったものを、時が経って本作を観ると考えさせられるものがあったな。

 やっぱり自分の人生無駄なことはなかったと思いたいもので、やっぱり死ぬまでにはやりたいことが色々出てくるなということ。

 幸枝は70歳で、スカイダイビングをしたり、ももクロのコンサートへ行って、歌い踊ったりする。

 2人の健康状態から見れば、シリアスな内容ではあるが、コミカルな要素が多々入っている。

 はち切れる程の笑いを見せていたわけではなかったが。

 マ子を演じたのは天海祐希。
 そして幸枝を演じたのは吉永小百合。

 これまで数千本の映画を観てきたが、吉永小百合が出ている作品を観るのは初めて。

 ごく普通の主婦という役であったが、月並みな言葉ながら、存在感はあったな。

 
 正直、ホロリとくるシーンも多く、そして己の人生についても考えさせられる作品。

 2人と年齢が近いと余計に考えさせられ、泣かされるんだろうな。

/5

監督:犬童一心
出演:吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ、満島ひかり、鈴木梨央
   駒木根隆介、ももいろクローバーZ、賀来賢人、前川清
於:新宿ピカデリー

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 19-290「ジョン・ウィック ... | トップ | 19-292「ジェミニマン」(ア... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事