CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-292「ジェミニマン」(アメリカ)

2019年11月26日 00時26分15秒 | アメリカ映画
2大陸続けて自分自身にやられるヤツはいない
 政府の下で数々の暗殺に手を染めてきた伝説のスナイパー、ヘンリー・ブローガン。
 ついに引退を決意した彼の前に謎の刺客が現われる。なぜか自分のあらゆる動きが予測されてしまい、苦戦を強いられるヘンリー。
 やがて彼は、アメリカ国防情報局の潜入捜査官ダニーの力を借り、謎の刺客の正体が、秘密裏に創られたヘンリー自身の若いクローンだという驚愕の事実に辿り着くのだったが。(「allcinema」より)


 数々の暗殺をこなしてきた伝説のスナイパー、ヘンリー・ブローガンが引退を決意する。

 しかし、最後にこなした仕事の標的の正体が、聞かされていたものと違うことを知らされる。

 それから、彼は監視されるようになり、ついには命を狙われることになる。

 ヘンリーは彼を監視していた国防情報局のダニーと共に、迫り来る暗殺者たちに対峙しながら逃亡を図る。

 そんな彼の元に送られてきた刺客は、彼とそっくりな若者。
 実は、ヘンリーのDNAから作られたクローンであった。

 
 ヘンリー・ブローガンが対決するのは、30歳若い自分。

 演じたウィル・スミスと若きウィル・スミスが共演するSFアクション。

 ヘンリーを演じたウィル・スミス。
 若きヘンリーを演じたのは、最新技術によって映し出されているのであろう若きウィル・スミス。

 しかし、本当に2人が共演、対決しているような映像であったな。

 そんな2人の対決アクションはスピード感もあり、なかなか迫力あるもの。

 いったいこの対決の行方はどうなるのかと思ったが、意外と人間ドラマ風の展開になっていくんだな。

 ヘンリーはクローンに対し、自らの苦悩を当てはめ、父性のような感情さえ見せる。

 アクションは見応えのあるものが続いていくのだが、話の展開はそれに反し、おとなしいものになっていったかな。

 そもそも、ヘンリーを殺そうとした張本人の目論見というのが、ややしょぼい感じがしたかな。

 
 若きクローンとの対決、激しいアクションなど見応えのある作品ではあったが、話の展開は物足りなかったかなという印象であった。

/5

監督:アン・リー
出演:ウィル・スミス、メアリー・エリザベス・ウィンステッド
   クライブ・オーウェン、ベネディクト・ウォン
於:TOHOシネマズ渋谷

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