CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-290「ジョン・ウィック パラベラム」(アメリカ)

2019年11月24日 20時58分29秒 | アメリカ映画
私の犬を撃った
 伝説の殺し屋ジョン・ウィックは、裏社会の聖域“コンチネンタルホテル”での不殺の掟を破ったため、裏社会の元締め“主席連合”の粛清の対象となり、1400万ドルの賞金首となってしまう。
 行く先々で刺客との死闘を余儀なくされ満身創痍のジョンは、かつて“血の誓印”を交わした元殺し屋ソフィアに協力を求めるべく、モロッコへと向かうが。(「allcinema」より)


 「ジョン・ウィック チャプター2」に続くシリーズ第3弾。

 前作で掟を破り、コンチネンタルホテルで殺人を犯したジョン・ウィックは、組織から追われる身となり、その首に賞金が懸けられる。

 物語は前作のラスト直後から始まるが、1時間の猶予の後、組織の殺し屋たちがジョン・ウィックに襲い掛かる。

 序盤から激しくも、ちょっと笑いそうになるほどのアクションが繰り広げられる。

 ほとんど半分以上はジョンと多勢による対決シーンが映し出されていたな。

 冒頭からアクション・シーンなので、一気に惹き込まれる。

 世界中の殺し屋から狙われることとなったジョン・ウィックは、何とか状況を打破しようと、助けてくれそうな相手の下を訪れるが、そこでも一悶着起きる。

 更に、ジョンに対し、手助けしたということで、コンチネンタルの支配人、ウィンストンや地下組織を牛耳っているキングに対しても、組織は処分を課そうとする。

 物語の展開としても先行きが気になるもので、惹き込まれるものだった。

 馬の後ろ足の蹴りで相手を殺すという技も面白かったが、その後馬に乗って街中を走りながらアクションを繰り広げるのも見ものだったな。

 更に、ジョンがかつて血の誓約をしたソフィアがぶち切れ、壮絶な殺し合いに発展するが、そこにソフィアの犬を交えてのアクションもまた見応えあった。

 様々な国籍の殺し屋がジョンに襲い来るが、〝平家〟という寿司屋を営んでいる者たちも殺し屋であり、おそらく日本人という設定なんだろうが、ご多聞に漏れず、日本人は演じていなかった。
 店で流れていた曲は、きゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」だったな。

 本当にノンストップと言ってもいい程のアクション炸裂、先行きの読めない展開で最初から最後まで息つかせぬ作品だった。

 ラストは裏切りなのか、計算なのか。

 続編がまだまだあるんだな。

/5

監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーブス、ハル・ベリー、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン
   マーク・ダカスコス、アンジェリカ・ヒューストン、エイジア・ケイト・ディロン
於:TOHOシネマズ日比谷

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