CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-047「ザ・リング リバース」(アメリカ)

2018年02月17日 21時50分25秒 | アメリカ映画
幻覚を見ても意味が判るわけではない
 「見た者は7日後に必ず死ぬ」と言われる“呪いのビデオ”を、恋人ホルトの身代わりとなって見てしまったジュリア。助かる方法は「ビデオのコピーを取り、誰かに見せる」というものだったが、ジュリアのビデオはなぜか複製ができなかった。
 迫り来る死を回避するため、呪いのルーツを探り、謎の解明に奔走するジュリアとホルトだったが。(「allcinema」より)


 〝観たら7日後に死ぬ〟と言われる呪いのビデオ。
 そのビデオを観てしまったジュリアが、恋人のホルト共にビデオの秘密を解き明かそうと奮闘するホラー。

 ご存知、日本の代表的ホラー。
 国内版では「貞子 3D」で貞子がクリーチャー化してしまったが、ハリウッド版の3作目となる本作は、どうなんだろうと気になるところ。
 監督は中田秀夫から代わっている。


 最初はビデオだけであったが、今では、パソコンやスマホで観るんだな。

 〝観たら7日後に死ぬ〟という設定は代わらず、そのビデオに映し出される映像、そしてサマラという女性の名前などは、中田監督の前2作と一緒だったかな。
 12年ぶりの続編ということで、ちょっと憶えていないこともあるが、話としては本作だけでまとまっている。

 そのビデオをコピーして誰かに見せると助かるという設定もある。

 そんなビデオを観てしまった恋人、ホルトの身代わりとなるジュリア。
 しかし、ジュリアのビデオは何故かコピーができず、これまでになかった映像が加えられたりする。

 ジュリアとホルトは、ビデオの謎、それを作ったと思われるサマラの謎を突き止め、呪いを解こうと奔走する。

 
 呪いを解くため、その原因となったものを突き止めようとする展開は、ホラーの常套ではあるな。

 サマラが埋葬されていると思われるサクラメント・バレーという町へ出向くジュリアとホルト。
 そこで、サマラではなく、幼い頃に行方不明となっていたエバリンという少女の幻覚をジュリアは見、調べを進めるうちに、思わぬ真実に突き当たることになる。


 そもそも、ホルトがビデオを観ることになったのは、大学の教授で、自分もビデオを観たガブリエルの誘いのため。
 ガブリエルはそのビデオが何で、助かる方法をよく見つけ出したな。

 大きな音や、突然の登場で驚かせるシーンも多かったが、怖さよりは緊迫感のある作品だった。

 ラストはやっぱりそういう風になるんだなという感じであったな。

/5

監督:F・ハビエル・グティエレス
出演:マチルダ・ルッツ、アレックス・ロー、ジョニー・ガレッキ
    ヴィンセント・ドノフリオ、エイミー・ティーガーデン、ボニー・モーガン
於:TOHOシネマズ新宿

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