CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-051「ナルコシャーク」(メキシコ)

2025年02月17日 00時03分30秒 | メキシコ映画

まるで低予算ホラーの尺稼ぎみたいだ

 1989年、メキシコ。今日も刑事のリッキーは得意のサックスを片手に勤務を続けている。

 そんな中、忍者コスチュームに身を包んだメキシカンヤクザの一派が現れた。彼らは鮫神のために仲間を生贄をささげるが、満足させることができず、リッキーを生贄にすることを企てる。

 狙われたリッキーは黒魔術とサックス、そしてブレイクダンスを使って対抗するのだが。(「作品資料」より)

 

 ストーリーは資料の通りかもしれないが、実際観てみると、よく判らない作品だったな。

 まず、出演者の1人、ティコ・スアヴェが先に亡くなったという話から、彼の出演をCGやモーション・キャプチャーで実現したと言う。

 映像はかなり粗く、更に台詞はアフレコ感いっぱいで、口の動きとは合っていない。

 意図したものなんだろうな。

 主人公のリッキーはイケてる男という設定。

 そんなリッキーをメキシカンヤクザの一味が狙う。

 ヤクザと名がつくが、忍者の衣装を身につけている。

 トンデモ設定が満載である。

 舞台はメキシコの海のない街。

 〝シャーク〟はどこで出てくるのかと思うが、メキシカンヤクザが崇拝する鮫神として登場。

 CGあるいはアニメとして登場する。

 ティコはリッキーの義弟として登場し、違和感なく撮られたと冒頭のテロップで言われるが、不安定さやまない映像。

 全て狙っての作品なんだろう。

 バカバカしさが面白い作品だが、真面目に観ていると疲れる作品でもあったな。

/5

監督:ヘラルド・プレシアド

出演:リッキー・ヴァレンテ、ティコ・スアヴェ、チェリー・リー、オスカー・モンテス、エリック・ペラルタ

於:シネマート新宿


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