CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-348「市子」(日本)

2023年12月30日 14時33分07秒 | 日本映画

花は水やらへんかったら枯れるさかい好き

 川辺市子は3年間一緒に暮らしてきた恋人・長谷川義則からプロポーズを受けるが、その翌日にこつ然と姿を消してしまう。途方に暮れる長谷川の前に、市子を捜しているという刑事・後藤が現れ、彼女について信じがたい話を告げる。

 市子の行方を追う長谷川は、昔の友人や幼なじみ、高校時代の同級生など彼女と関わりのあった人々から話を聞くうちに、かつて市子が違う名前を名乗っていたことを知る。

 やがて長谷川は部屋の中で1枚の写真を発見し、その裏に書かれていた住所を訪れるが。(「作品資料」より)

 

 プロポーズをされたその翌日に姿をくらました川辺市子。

 恋人であった長谷川は、彼女の行方を追って、彼女の昔の友人や幼馴染みを訪れ、話を聞く。

 そしてある場所に辿り着いた時、衝撃の真実を知らされる。

 物語は、市子の幼少時代や高校時代、そして長谷川と出会う前までの市子の姿が交互に描かれる。

 ちょうどプロポーズされる日に、ニュースで山の中で埋められていた遺体が発見されたと報道されており、これが市子と関係あるのかなと思ったりする。

 刑事が長谷川の元を訪れていたのは、長谷川が失踪届を出したからではなく、何かしらの事件に関わりがあるからのよう。

 警察も市子を捜す中、独自に捜す長谷川は、やがて衝撃の真実を知る。

 市子が隠していることがあるんだろうなと思っていたが、そんなことまでとは思わなかった。

 人間ドラマかなと予測していたが、結構サスペンス的な内容でもあったな。

 もちろんそこまでに至った市子の境遇も悲しいものではあったが。

 ラストの結末も衝撃的であったな。

 長谷川が捜索していく中で、徐々に明かされていく市子の真実。

 衝撃的な展開であり、悲しい話であったが、面白い1本だった。

/5

監督:戸田彬弘

出演:杉咲花、若葉竜也、森永悠希、倉悠貴、中田青渚、石川瑠華、大浦千佳、渡辺大知、宇野祥平、中村ゆり

於:TOHOシネマズ シャンテ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 23-347「翔んで埼玉 琵琶湖... | トップ | 23-349「スリ・アシィ」(イ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事