CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-240「新宿パンチ」(日本)

2018年12月29日 00時14分59秒 | 日本映画
走ればまだ間に合うかな
 今時めずらしいパンチ頭の道場方正は22歳の童貞男。新宿の歌舞伎町へやって来た彼は、ガールズバーで働くミルに一目ぼれ。
 そんな中、ひょんなことからスカウト会社で働くことになった彼は、やがて壮絶なスカウト戦争に巻き込まれていくのだったが。(「allcinema」より)


 人生変えようと、田舎町から新宿、歌舞伎町へやって来たパンチ頭の道場方正。

 ふとしたことでスカウト会社で働くことになった方正の成長を描いた物語。

 「新宿スワン」の亜流というところか。

 歌舞伎町なら何かが変わると思ってやって来た方正は、ガールズ・バーで働くルミと出逢い、彼女が働く店を探し始める。

 そんな中、スカウト会社に目を付けられ、方正自身もそこで働くことになる。

 持ち前の明るさと純情で、のし上がっていく方正であるが、彼がスカウトした女性たちが突然いなくなるという事件が発生。

 引き抜き事件とみなしたスカウト会社社長たちと方正は調べを始めるが。


 スカウトという仕事をどう捉えるかによるかもしれないが、純情一途の方正が、スカウトマンとなって、徐々に女性への接し方を身につけていくという展開。

 そんな中、非道な方法で女性をスカウトする男が現れ、方正が一目惚れしたルミも捕まってしまい、犯人と彼女を見つけるため方正は奔走する。

 二番煎じ的な話ではあったが、右も左も判らずに歌舞伎町へとやって来た方正が、スカウトマンとして成長していく姿は気持ちいい。

 設定としては、バイオレンスな要素もあるのだが、何となくコミカルな雰囲気も強く、笑えるシーンも多い作品だった。

/5

監督:城定秀夫
出演:小澤廉、吉倉あおい、毎熊克哉、宮崎秋人、鈴木隆仁、矢柴俊博
於:シネマート新宿

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