CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-239「走れ!T校バスケット部」(日本)

2018年12月28日 11時08分22秒 | 日本映画
もう一度仲間を信じようと思った
 バスケの強豪白瑞高校で1年生ながらエースとして活躍していた田所陽一だったが、イジメに遭っていた親友を庇ったことから自分が標的にされてしまい、自主退学を余儀なくされる。もうバスケはしないと決意した陽一だったが、転校先で白瑞の元エースと気づかれてしまう。
 バスケ部の女子マネージャー佐藤浩子や個性豊かな部員たちの熱心な勧誘を受け、再びバスケと向き合い始めた陽一。
 しかしそこは、連戦連敗の弱小バスケ部だった。(「allcinema」より)


 バスケット部の強豪高校に入学しながらいじめに遭い、転校した田所陽一。

 転校先で部活はやらないと思っていたものの、バスケへの情熱を捨てきれず、新たな仲間と共に再び情熱を燃やす青春ストーリー。

 バスケの強豪校、白瑞から弱小校、多田野へと転校した田所陽一が、本当の仲間を得て、バスケの情熱を取り戻すと共に、弱小だった多田野高バスケット部が快進撃を見せるというサクセス・ストーリーになっている。

 バスケの才能がある矢嶋俊介がいたりしても、陽一が転入してきただけで、連戦連敗のチームが急に強くなるというところに少々説得力が無かったようにも感じられるが、サクセス・ストーリーとしては面白かった。

 陽一の心情や俊介が遭った出来事など、勝つための試練はあれども、もう少し紆余曲折、努力の跡を見せてくれれば、気分も盛り上がったような気がする。

 強豪校である白瑞、そして陰湿な嫌がらせをしてくるその部員、勝利至上主義の監督を相手にして、スッキリとさせてくれるという期待を持てる展開ではあったな。

 サクセス・ストーリーとしては、やや物足りなさを感じる展開だったかな。

/5

監督:古澤健
出演:志尊淳、佐野勇斗、早見あかり、戸塚純貴、佐藤寛太、鈴木勝大、西銘駿 
   阿見201、竹内涼真、千葉雄大、真飛聖、YOU、竹中直人、椎名桔平
於:渋谷TOEI

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