電話はありませんか、もしくはパンツは
高校でスクールカウンセラーを務めるサンティアゴは、問題児ルーサーの退学処分免除のため彼の自宅を訪れる。
両親には会えたもののルーサー本人は不在で、彼が通う空手道場へ向かったサンティアゴは、そこでギャングとのトラブルに巻き込まれてしまう。(「作品資料」より)
カンザスシティを舞台に高校教師が予想だにしない事態に陥る様を描いたバイオレンス・コメディ。
カンザスシティはミズーリ州とカンザス州にまたがっているというのを初めて知ったな。
カンザス州のカンザスシティはKCKと言われているらしい。
高校で生活指導をしているサンティアゴは、問題児ルーサーのいるKCKの空手道場へ向かうが、そこにギャングがやって来て、ルーサーを連れていこうとする。
止めようとしたサンティアゴは銃を突きつけられるが、誰かが発砲し、銃撃戦となる。
サンティアゴもギャングの1人を射殺してしまい、夜のKCKを逃げ回ることになる。
ギャングから逃げながら助けを求めるが、出会うのはこれまた変わった人々ばかり。
折しも、その夜は娘の歌の発表会があり、娘が欲しがっていたウサギのババを連れて聴きにいくはずだった。
果たしてサンティアゴはKCKから脱け出し、ギャングの手から逃れ、娘の発表会に間に合うのか。
サンティアゴが夜のKCKを逃げ回る姿がコミカルに描かれる。
変わった人々に出会い、違う意味での窮地に陥り、それが笑いを誘う。
サンティアゴの慌てぶりが更に輪をかける感じ。
ドタバタ感とちょっと激しいながらもコミカル感を誘うアクションで、面白い1本だった。
/5
監督:ゲイリー・ハギンズ
出演:サンティアゴ・バスケス、ラモーン・アームストロング、マシュー・スタサス、エリック・ローガン、パッティ・マイヤーズ、エリサ・ジェームズ、ジョシュ・フェイデム、ウォルター・コッペイジ、ジェレマイア・ロッツォ、ペッツィ・グラン
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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