CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-021「ジオストーム」(アメリカ)

2018年01月21日 21時13分15秒 | アメリカ映画
目と指を盗めなければ誘拐するしかない
 度重なる自然災害に苦しめられてきた人類は、ついに世界各国が協力して、全世界の天気を管理できる気象コントロール衛星“ダッチボーイ”を完成させる。
 ところがある日、そのダッチボーイが謎の暴走をはじめ、世界各地に未曾有の大災害をもたらしていく。
 かつてダッチボーイの開発に携わった天才科学者ジェイクは、この史上最大の危機を前に立ち上がり、人類滅亡を引き起こす地球規模の自然災害“ジオストーム”を食い止めるべく奔走するのだったが。(「allcinema」より)


 自然災害を抑える気象コントロール衛星、ダッチボーイが暴走し、またまた地球壊滅、人類滅亡の危機を迎えるというディザスター・ムービー。

 ダッチボーイの暴走による地球規模の自然災害、ジオストーム発生を食い止めようとするのが、ダッチボーイの開発に携わった科学者、ジェイク。

 粗野な言動のため、ダッチボーイの任を解かれてしまうジェイクであるが、問題解決のため再び声がかけられる。

 ジェイクを演じたのが、「エンド・オブ・ホワイトハウス」等のジェラルド・バトラー。
 肉体派のイメージで、科学者というのが似合わない感じがしたが、実際問題解決のための指示を出すも、力任せの行動が多かったな。


 ダッチボーイの暴走によって起こる自然災害の様子は見応えがあった。
 中東が氷漬けになったり、香港では暑さによる大爆発。日本では大粒の雹が降り、ドバイでは大津波。

 災害もののため、これまでにも見たようなシーンも多く、あまりにも壮大な危機のため、逆に緊迫感というものは感じ辛かったかな。

 ダッチボーイ暴走の裏には、それを引き起こした黒幕の存在が認められ、地上ではジェイクの弟、マックスが黒幕を暴き、ダッチボーイの停止コードを手に入れるため奮闘する。

 
 引き起こされる災害、また黒幕となる人物など、展開としては王道的だったかなという印象。

 「アルマゲドン」のような最後の展開もオーソドックスかな、と思わされたが。

 タイムリミットの緊迫感を見せるのはいいが、残り1秒、というのは、0と一緒じゃないのかな。
 1秒で急速に全て収まるのかな。

 
 ある意味、気象をコントロールする衛星という設定が、SF的なもので、あまり細かいことを気にせずに楽しむエンターテインメントという感じの1本だった。

/5

監督:ディーン・デヴリン
出演:ジェラルド・バトラー、ジム・スタージェス、アビー・コーニッシュ、アレクサンドラ・マリア・ララ
    ダニエル・ウー、エウヘニオ・デルベス、エド・ハリス、アンディ・ガルシア
於:新宿ピカデリー

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