CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-175「刑事マルティン・ベック」(スウェーデン)

2022年08月12日 00時30分51秒 | スウェーデン映画
この12時間でお話するのは5回目です
 ストックホルムの病院で、入院中のニーマン警部が殺害された。捜査に乗り出したマルティン・ベック刑事らは、ニーマンが悪名高い人物だったことを知る。
 やがて捜査線上に、愛する妻をニーマンに見殺しにされた過去を持つ元警察官エリクソンの姿が浮かび上がる。(「作品資料」より)


 スウェーデンでは人気の警察小説シリーズ。
 その1作を原作とした作品。

 1976年製作、日本でも1978年に公開された一本。 
 HDリマスター版として劇場でリバイバル公開され、そちらを鑑賞。

 入院中のニーマン警部が惨殺され、それを捜査することとなったマルティン・ベックら刑事たち。

 やがて、ニーマン警部が悪徳警官であったことが判り、彼に恨みを持つ元警官の存在も明らかになってくる。

 前半は、マルティン・ベックや他の刑事たちが地道に捜査する姿が映し出される。

 1点気になったのが、ある刑事の家庭の様子を映し出した時、子供の下半身にはボカシを入れていたのに、成人である刑事の下半身には全くボカシが入っていなかったのは何故だろう。

 刑事たちが捜査する様子は、何となく犯人に近づているようで、まだ容疑者もハッキリしないという感じではあった。

 後半いきなりことは展開しだす。

 ストックホルムの街中、白昼堂々銃撃が繰り広げられる。

 狙われるのは警官ばかり。

 ハッキリと犯人が誰かと判らぬまま、マルティン・ベックたちは銃撃犯を捕らえるため行動を開始する。

 ベックも犯人を捕らえようとするが、まさかの展開。

 その後の展開もあるが、ここで作品終了というのは、何かもどかしさだけが残ってしまったな。

 犯人が誰であったのか、そしてその動機は何であったのか。

 何かスッキリしないまま終わってしまったという印象の作品であったな。

/5

監督:ボー・ヴィーデルベルイ
出演:カルル・グスタフ・リンドステッド、スヴェン・ヴォルテル、トーマス・ヘルベイ、ホーカン・セルネル、ビルギッタ・ヴァルベイル、イングヴァル・ヒルドヴァル
於:新宿シネマカリテ

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