CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-342「ローガン・ラッキー」(アメリカ)

2017年12月03日 18時47分09秒 | アメリカ映画
引き際は見極めろ
 運に見放されたローガン家の長男ジミー。妻には逃げられ、仕事も失い、追い詰められた彼はある大胆不敵な強盗計画に最後の望みを託す。それは全米最大のモーター・スポーツ・イベントNASCARのレース中に、地下の金庫に集められた莫大な売上金を盗み出すというもの。
 しかしそれを成功させるためには、弟クライドと妹メリーのほかに、どうしても爆破のプロ、ジョー・バングの協力が必要だった。
 そこで現在服役中のジョーを脱獄させ、強盗終了後に再び刑務所に戻すという前代未聞の作戦が決行されるのだったが。(「allcinema」より)


 世界最大のNASCARのレースが行われているレース場から大金を強奪計画を立てるローガン一家の姿を描いたクライム・サスペンス。

 監督は「オーシャンズ」シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ。
 監督に復帰したんだな。

 
 妻とも別居し、足が悪いことを理由に仕事を辞めることになったジミー・ローガン。
 ちょうど改修工事をしているレース場から大金を強奪することを計画し、戦争で片腕を失くした弟のクライド、そして妹のメリーを仲間にする。

 しかし、常に運に見放されているローガン一家だけでは心許なく、現在服役中である爆破専門のプロ、ジョー・バングを仲間に引き入れる。

 こうして強奪計画を進めていくローガンたち。
 果たしてツキに見放されているローガン一家は強奪計画を無事成功させることができるのか。


 コミカルな雰囲気で進む強奪計画の様子はどことなく「オーシャンズ」シリーズに似ているものがあったな。

 最新技術を駆使する感じでもなく、ジョー・バングが使う爆弾というのも、ある意味知恵を絞ってのもの。

 そんな強盗計画がうまくいくのか気になるところ。

 ジョー・バングは服役中で、果たしてどのように脱獄し、仕事を遂行した後、ばれずに刑務所に戻るのかも興味深く、緊迫感としては弱めながらも面白かった。

 強奪後のジミーの行動も面白く、果たして仕事がうまくいったのか、果ては何かどんでん返しがあるのか気になるところだったな。


 ラスト・シーン、クライドがバーテンダーをしている酒場に皆が集まるが、そのシーンも「オーシャンズ」シリーズを思い出させるものがあったな。

 コミカルに展開する強奪計画ということで、緊迫感は弱めだったが、強奪の顛末から裏にある真相など、楽しめる作品だった。

/5

監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:チャニング・テイタム、アダム・ドライヴァー、ライリー・キーオ
    ケイティ・ホームズ、キャサリン・ウォーターストン、セバスチャン・スタン
    ヒラリー・スワンク、ダニエル・クレイグ、セス・マクファーレン
於:TOHOシネマズ日劇

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