CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-384「スピーク・ノー・イーブル 異常な家族」(アメリカ)

2024年12月21日 01時02分23秒 | アメリカ映画

お前が差し出した

 ロンドン在住のアメリカ人ベンと妻ルイーズ、娘アグネスのダルトン一家は、イタリア旅行中に意気投合したイギリス人パトリックと妻キアラ、息子アントの一家に招待され、彼らが暮らす田舎の農場で週末を過ごすことに。人里離れた自然豊かな環境で楽しく過ごすダルトン一家だったが、次第にパトリックたちの“おもてなし”に違和感を抱きはじめる。

 一見仲のよさそうなパトリック一家の異常さが徐々に浮かびあがるなか、ダルトン一家は想像を絶する恐怖へと引きずり込まれていく。(「作品資料」より)

 

 2022年製作のデンマーク・オランダ合作映画「胸騒ぎ」をリメイクしたサスペンス・スリラー。

 「胸騒ぎ」は日本では2024年に公開され、鑑賞している。

 リメイクなので基本的な話は同じであった。

 ロンドン在住のアメリカ人、ダルトン一家は、イタリア旅行で、イギリス人のパトリックとその家族と知り合い、意気投合する。

 その後、ロンドンへ戻ったベンたちは、パトリックたちに招かれ、彼らの住む田舎の農場へと赴く。

 ベンたちを歓待するパトリックたちであるが、徐々にその言動がベンや妻のルイーズの気に障ってくる。

 やがて、恐怖さえ感じ始めるベンたち。

 何か脅すようなことを言ったり、辱めるようなことを言ったりするわけでもない。

 どこか気に触れるような言動、それはベンたちが気にしすぎるのか、本当にどこか異常なところがあるのか、先行き気になる展開。

 更に先天性無舌症という話が出来ないパトリックたちの息子、アントが何かを訴えようとする。

 いよいよクライマックス、ベンたちの恐怖が絶頂に達しようとするが、ここからの展開は、オリジナルとは全く違ったものになっていたな。

 いかにもアメリカ映画らしい展開に結末だったように思う。

 オリジナルの展開だとアメリカでは受けないのだろうな。

 クライマックスはサバイバル・スリラーとなっていくが、それまでの不穏な雰囲気は興味惹かれる話であった。

/5

 監督:ジェームズ・ワトキンス

出演:ジェームズ・マカヴォイ、マッケンジー・デイヴィス、アシュリン・フランチオージ、アリックス・ウェスト・レフラー、ダン・ハフ、スクート・マクネイリー

於:池袋HUMAX CINEMAS


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