CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-125「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(アメリカ)

2021年12月20日 23時10分01秒 | アメリカ映画
カナッペは出る?
 「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生した地球外生命体シンビオートのヴェノムは、食欲制限を強いられ不満を抱えながらも、エディとの共同生活をそれなりに楽しんでいた。
 そんな中、ジャーナリストとして未解決事件の真相を追うエディは、刑務所で死刑囚クレタス・キャサディと再会する。クレタスは猟奇殺人を繰り返したシリアルキラーで、死刑執行が迫っていた。
 エディに対し異様な興味を示すクレタスは突如として彼の腕に噛み付き、その血液が人間とは異なることに気づく。そして死刑執行の時、クレタスはついにカーネイジへと覚醒する。(「作品資料」より)


 マーベル・コミック「スパイダーマン」の宿敵であるヴェノムを主人公とした「ヴェノム」の続編。

 地球外生命体のシンビオートがエディに寄生し、体を共有しながらヴェノムとして暮らしている。
 本当は人間が大好物であるが、エディから悪人以外は食べるな、と言われ、日々チョコレートや鶏で我慢している。

 この二人(?)の共有生活のやり取りが面白い。

 そして、前作の最後の映像で登場した、死刑囚のクレタスが、エディに噛みつき、その血を体内に取り込んだことで、シンビオートであるカーネイジが覚醒。

 周囲の人間を虐殺、破壊し尽くし、やがてエディ、ヴェノムと対峙することとなる。

 エディとヴェノムの少し変わったバディものという感じで、一応悪という位置づけながら、更なる悪と戦うこととなるヴェノム。

 プライドが高く、ちょっとしたことで怒るというところは、何となく人間っぽい感じ。

 クレタスは、恋人であり、幽閉されているシュリークを助けだすため、カーネイジと共に行動するが、このシュリークが音波を操り、叫び声でものを破壊することが出来る。

 音に敏感なシンビオートにとっては皮肉なこと。

 コミカルなエディとヴェノムのやり取りに笑いを誘われ、ヴェノムとカーネイジの激しい戦いのシーンに惹き込まれる。

 しかし、一番高揚したのは、エンドロール途中の映像であったな。

 思いも寄らなかった人物が登場し、次回以降が更に楽しみなってくる。

/5

監督:アンディ・サーキス
出演:トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、ナオミ・ハリス
   リード・スコット、スティーヴン・グレアム、ウディ・ハレルソン
於:TOHOシネマズ池袋

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