CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-094「バンブルビー」(アメリカ)

2019年04月17日 00時39分26秒 | アメリカ映画
彼女に何かあると困るんだ
 1987年、サンフランシスコ郊外の海沿いの町。いまだ父の死の悲しみから立ち直れずにいた18歳の孤独な少女チャーリー。彼女は廃品置き場で偶然見つけた廃車寸前の黄色い車を気に入り、自分で修理を始める。
 すると突如、車が自ら変形(トランスフォーム)して黄色いロボットへとその姿を変えたのだった。最初は呆気にとられるチャーリーだったが、お互いに敵ではないことを察すると、すぐに仲良くなっていく。
 そして記憶と声を失い、何かにおびえている様子の彼を“バンブルビー”と名付け、自宅にかくまい始めるのだったが。(「allcinema」より)


 「トランスフォーマー」シリーズのスピンオフ作品。

 オートボットの一体、バンブルビーが地球にやって来た経緯と、一人の少女、チャーリーとの出会いを描いた作品。

 サイバトロンでの戦いから一時避難するため地球へとやって来たバンブルビー。

 追っ手との戦いで声を失い、傷つき、記憶システムも停止してしまう。

 そんな彼を見つけたのは、父親を亡くし、心に傷を負った少女、チャーリー。

 バンブルビーの正体を知ったチャーリーは、彼をかくまいながら、心を寄せ合っていくが、そんなバンブルビーを追って、ディセプティコンが地球へとやって来る。

 
 バンブルビーという名は、チャーリーが付けたんだな。

 戦士としての記憶を失ったバンブルビーの行動が面白い。

 戦いのシーンから始まり、地球へやって来たディセプティコンたちとバンブルビーの戦いのシーンもあったりするが、どちらかと言えば、バンブルビーとチャーリーの交流を描く方に重きが置かれているような話だったな。

 一人の少女、あるいは少年が異性体と出会い、交流していくという話はこれまでも様々な生き物で描かれていたが、本作もその一つとなるかな。

 父親を亡くして傷ついた心を持つ少女が、地球外生命体と絆を持ち、更に共に戦うことで、立ち直っていくという様子も描かれる。

 時代設定は、1987年。

 バンブルビーは音楽も好きということで、何曲も音楽が流れるが、懐かしい曲が多かったな。

 シリーズからすると、出てくるトランスフォーマーも数が少なく、ややこじんまりした感もあるが、チャーリーとバンブルビーの交流が微笑ましく、バンブルビーも笑えて愛らしい行動を見せ、楽しい一本だった。

/5

監督:トラヴィス・ナイト
出演:ヘイリー・スタインフェルド、ジョン・シナ、ジョージ・レンデボーグ・Jr
   ジョン・オーティス、ジェイソン・ドラッカー、パメラ・アドロン
   ステファン・シュナイダー、リカルド・オヨス、グリン・ターマン
声の出演:ディラン・オブライエン、ピーター・カレン
     アンジェラ・バセット、ジャスティン・セロー、デヴィッド・ソボロフ
於:TOHOシネマズ新宿

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