CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-353「劇場版 ほんとにあった!呪いのビデオ109」(日本)

2024年11月22日 00時16分42秒 | 日本映画

幽霊が営業トークだよ

 とあるドキュメンタリー企画が「ほん呪」制作会社に持ち込まれる。それは、元「ほん呪」ディレクターの菊池を通しての持ち込みだった。

 企画者は一ノ瀬と名乗る女性ディレクターで、内容は彼女の知人・永戸佳史さん(仮名)にまつわる奇妙な調査記録だった。永戸さんはかつて妻と娘と3人で暮らしていたが、交通事故で娘のナナさん(仮名)を亡くし、妻も意識不明になってしまう。精神的に不安定になった永戸さんは新興宗教や占いにすがり、やがて失踪を遂げる。

 しかしその後、永戸さんは別の場所で「娘と暮らしている」ことが判明する。さらに、事故より数日後に収録されたとされる不可解な映像が見つかる。

 そこには永戸さんと、事故で亡くなったはずのナナさんが元気な様子で映し出されていた。(「作品資料」より)

 

 視聴者からの投稿を基に製作される心霊ビデオシリーズ。

 基本OVA作品であるが、「劇場版 ほんとにあった!呪いのビデオ100」以来の劇場版。

 今回はある女性ディレクター、一ノ瀬マキが持ち込んできた企画をスタッフと共に調査していく様を描いたモキュメンタリーとなっている。

 3人家族が自動車事故に遭い、幼い娘は死亡、母親は意識不明の重体となる。

 父親はその後失踪してしまい、彼がある心霊スピリチュアル・セラピーの世話になっていたことが判るが、その後自殺したと思われる。

 彼と娘に関する奇妙な映像が見つかり、一ノ瀬はそれをスタッフに見せ、共に調査を開始する。

 こうして一ノ瀬たちは、ある心霊スピリチュアル・セラピーを調査対象とする。

 いわゆるイタコの口寄せを調べるのだが、怪しい映像はその口寄せを行っているものであるが、怪しさは満点であった。

 調査を進める中で、様々なことが明らかになるが、一ノ瀬の正体も明らかになる。

 若干まどろっこしい感じもするが、心霊スピリチュアル・セラピストに徐々に迫っていくところは興味深い。

 怖さというよりも謎に迫っていく感じである。

 それでめ謎の映像は少なめだったかな。

 〝Replay〟が少なかったような。

/5

演出:菊池宣秀

ナレーション:中村義洋

於:池袋シネマ・ロサ


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