狼よりも人間が怖いの?
罠にかかった獲物を野生の狼に食い荒らされた猟師のジョセフは、狼を狩るためにその痕跡を追う。しかし、森の奥へと分け入った彼が見つけたのは、明らかに異常な人間によって惨殺された複数の登山者の死体だった。
狼に加えて凶悪な何者かが潜んでいる森の中で、孤立無援のジョセフは狩るか狩られるかの極限状態に追い込まれていく。(「作品資料」より)
山小屋で暮らすジョゼフと妻、アンヌ、そして娘のルネ。
森で動物を刈って暮らしていたが、狼が罠にかかった動物を食い荒らし、一家に恐怖を与える。
ジョゼフは狼を狩るため森に入っていくが、惨殺された複数の人間の死体を発見する。
どう見ても動物の仕業とは思えず、ジョゼフはその犯人を見つけ出そうと再び森に入っていく。
その間、狼がアンヌとルネに迫ってくる。
途中、クマの出現を通報する夫婦のシーンがあり、死体はクマの仕業かなと思わせる。
なかなかジョゼフが帰って来ず、衛星電話も繋がらず、不安を募らせていくアンヌとルネ。
そんな中、アンヌは山の中で怪我をして倒れている男を発見し、山小屋まで連れ、介抱する。
最初は動物に襲われたのかなと思ったが、最後にその正体が明らかになり、アンヌとルネは更なる危機に陥る。
果たして、ジョゼフの行方は? そしてアンヌとルネの運命は?
野生動物の恐怖と森に潜むもう一つの恐怖を描き、なかなか真相も判らず、先行き気になる話であった。
最後は動物用の罠で捕えるか、ルネがライフルで仕留める展開かなと予想したりする。
確かに罠は使ったが、そちらでいくのかと思う、予想以上の凄惨な結末だったな。
/5
監督:ショーン・リンデン
出演:カミール・サリヴァン、サマー・H・ハウエル、デヴォン・サワ、ニック・スタール
於:新宿シネマカリテ
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