CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-084「サニー 32」(日本)

2018年04月05日 00時53分09秒 | 日本映画
今ので一生生きていけます
 新潟のとある町。中学校の女性教師・藤井赤理は、24歳の誕生日に2人組の男に拉致される。男たちは赤理を雪深い山麓の廃屋に監禁すると、彼女を“サニー”と呼んでビデオカメラを回し始める。
 サニーとは、14年前に世間を震撼させた小学生による同級生殺害事の犯人の通称だった。写真も出回り、ネットの中では“犯罪史上、最もかわいい殺人犯”として神格化され、熱狂的な信者を生み出していた。
 そして赤理を監禁した2人組も、そんなサニーの信者だったのだが。(「allcinema」より)


 かつて小学生時代に同級生を殺し、その愛らしさと変わったピースポーズから、一部熱狂的な信者から〝サニー〟と呼ばれるようになる犯人の少女。

 それから14年、24歳の女性教師、藤井赤理は、二人の男に拉致され、〝サニー〟と呼ばれる。

 全く身に覚えが無いと訴える赤理であるが、二人の男は受け付けず、更にサニーを信奉する者たちが集まってくる。

 果たして赤理は同級生を殺害したサニーなのか。
 また彼女を拉致した者たちの目的、そしてその行く末はどうなるのか。

 赤理を演じたのは、NGT48の北原里英。
 新潟が舞台の話なので、新潟繋がりでの主演か。

 その赤理は教師をしているものの、あまり主張もできず、少し殻にこもったような生活を送っていたが、突然理不尽な状況に陥ってしまう。

 果たして赤理の運命もどうなるのかと気になっていたところ、途中で思わぬ展開となっていく。

 何か吹っ切った様子になる赤理。
 それはそれで面白い展開となるのだが、その後は正直、話として失速感は否めなかったかな。

 まあ拉致した者たちは、プロの犯罪者というわけでもないので、どこか間の抜けた感じも見受けられる。
 それが終盤の修羅場に導いてしまうような感じ。

 大方の予測を裏切るような話の展開となりき、クライマックスもバイオレンス要素があるのだが、何かスッキリしないような終わりだったな。

/5

監督:白石和彌
出演:北原里英、ピエール瀧、門脇麦、リリー・フランキー、駿河太郎、音尾琢真、山崎銀之丞
    カトウシンスケ、奥村佳恵、大津尋葵、加部亜門、松永拓野、蔵下穂波、蒼波純
於:新宿バルト9

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