CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-162「小さな恋のうた」(日本)

2019年07月08日 00時09分37秒 | 日本映画
最強だな、ブランコ
 米軍基地を抱える沖縄の小さな町で、地元の人気を集める高校生バンドがあった。
 やがて東京のレーベルからスカウトされ、ついにプロデビューが決まる。ところはその矢先、ひとつの交通事故がバンドの運命を大きく狂わせる。
 夢を見失い、歌うことを諦めたボーカルの亮多だったが。(「allcinema」より)


 モンゴル800の歌を基に作られた青春ストーリー。

 沖縄の高校の軽音楽部でバンド活動をしている4人。

 地元では人気のバンドで、東京のプロデューサーにも目を付けられるほど順調な日々を送っている。

 そんな彼らに思いもよらぬ出来事が起こってしまう。

 最初は事故の影響で、ボーカルをしていた亮多が記憶喪失になってしまう。
 
 それが、バンドの将来にとって大きな障害になるのかと思ったら、別の悲劇が襲っている。

 
 大きな傷を負ったバンドのメンバーが再び立ち上がり、音楽を始める姿を描いている。

 沖縄を舞台にしているということで、アメリカ駐留軍の問題を絡めているが、社会的問題をクローズアップしているわけではなく、二国間のしがらみに苦しむ少女たちの姿を描いたりしている。

 バンドに関しても幾つも障害が立ちはだかる。

 それは、メンバーの問題であり、望んでいた学祭での演奏が出来なくなってしまうというものなど。

 更に兄への想いを胸にギターを弾く舞。

 そして兄と国を越えて交流していたリサへの想い。

 そんな様々な想いを抱え、障害を越えて演奏をしようとするメンバーたち。

 てっきり学祭がクライマックスになると思っていたのだが、もうちょっと先があったんだな。

 やや長かったかなと思わなくもなかったが。

 それでもやっぱり音楽で気分を盛り上げてくれるし、音楽が気持ちを伝える。
 そんな作品だった。

/5

監督:橋本光二郎
出演:佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁
   トミコクレア、金山一彦、佐藤貢三、中島ひろ子、清水美沙、世良公則
於:渋谷TOEI

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