今から真のトッケビを見せてやる
犯罪組織・ペクジョン派の殺し屋ドゥヒョンは、「鬼」と呼ばれて恐れられる一方で、妻と娘を心から愛していた。
ある日、ドゥヒョンは弟分ヨンミンが犯した殺人罪を被って逮捕される。模範囚として刑期を務めあげた彼は、出所後は裏社会から足を洗って真面目に働き、妻と娘を遠くから見守っていた。
一方、ヨンミンはドゥヒョンへの後ろめたさを抱えながらも、組織のトップにのしあがるが . . . 本文を読む
本能で生きているのがいい
湘南の浜辺でいなくなったペットの猫ミミちゃんを捜している猫塚照は、ペット探偵を営む猿渡浩介の事務所を訪れる。猿渡の調査により、ミミちゃんはある夫婦のもとで幸せに暮らしていることがわかるが、無一文の猫塚は調査の報酬が払えず、代わりに猿渡の探偵業務を手伝うことに。
そんな中、事務所に三浦裕太という少年が猫のゴン太を捜してほしいとやってくる。猿渡は、子どもだからという理由で . . . 本文を読む
ある意味、チーズケーキの方がパフェ
フリーライターの市川茂巳は、編集者である妻・紗衣が担当している人気若手作家と浮気していることに気づいていたが、それを妻に言い出すことができずにいた。その一方で、茂巳は浮気を知った時に自身の中に芽生えたある感情についても悩んでいた。
そんなある日、文学賞の授賞式で高校生作家・久保留亜に出会った市川は、彼女の受賞作「ラ・フランス」の内容に惹かれ、その小説にモデル . . . 本文を読む
最後列じゃない
完璧な生活が保証された街で夫ジャックと幸せな日々を送るアリスは、隣人が赤い服の男たちに連れ去られるところを目撃する。それ以降、彼女の周囲では不可解な出来事が続発。
次第に精神が不安定となり周囲からも心配されるアリスだったが、あることをきっかけに、この街に疑問を抱くようになる。(「作品資料」より)
時代は1950,60年代くらいか。
ビクトリーと名付けられた街で暮らすジ . . . 本文を読む
樽は忘れたのではなく、言われなかった
有名シェフのジュリアン・スローヴィクが極上の料理をふるまい、なかなか予約が取れないことで知られる孤島のレストランにやってきたカップルのマーゴとタイラー。目にも舌にも麗しい料理の数々にタイラーは感動しきりだったが、マーゴはふとしたことから違和感を覚え、それをきっかけに次第にレストランは不穏な空気に包まれていく。
レストランのメニューのひとつひとつには想定外の . . . 本文を読む
自分が何者か示しなさい
国王ティ・チャラが病により命を落とし、悲しみに包まれるワカンダ。先代の王ティ・チャカの妻であり、ティ・チャラの母でもあるラモンダが玉座に着き、悲しみを乗り越えて新たな一歩を踏み出そうとしていた。
そんな大きな岐路に立たされたワカンダに、新たな敵となる海の帝国タロカンの脅威が迫っていた。(「作品資料」より)
2018年製作、MCUの一本「ブラックパンサー」の続編。
. . . 本文を読む
卵を隠すには卵の山の中が一番安全だ
会計士ホイの密告により、香港のタバコ業界団体の不正が発覚した。しかしホイは報復を恐れ、証人要請を拒否して逃亡してしまう。
汚職捜査機関・廉政公署(ICAC)のチャンらは、必死でホイの行方を追うが。(「作品資料」より)
1990年代に実際に起こった汚職事件を基に製作されたノワール・スリラー。
ラウ・チンワン演じる主人公。
大概のあらすじではチャンと . . . 本文を読む
胸に手を当てて考えてって言うでしょ
読書好きな中学生・月島雫は、図書貸出カードでよく名前を見かけていた天沢聖司と最悪の出会いを果たす。しかし雫は聖司に大きな夢があることを知り、次第に彼にひかれていく。
そんな聖司に背中を押され自身も夢を持つようになる雫だったが、聖司は夢をかなえるためイタリアへ渡ることに。2人は離れ離れになってもそれぞれの夢を追い、10年後に再会することを誓い合う。
それから . . . 本文を読む
電池より先に死ぬ
イギリス人夫婦ネルとサイモンと3人の子どもたちは、田舎の屋敷でクリスマスのディナーパーティを開くことに。屋敷には夫婦の学生時代の友人たちとその家族が集まり、子どもを含む12人の男女は久々の再会を喜びあう。
しかし、今年のクリスマスは例年とは全く異なるものだった。あらゆる生物を死滅させる謎の毒ガスが地球全土に拡がり、明日にもイギリスに到達するのだ。
毒ガスの恐怖が迫る中、パー . . . 本文を読む
カーンには報酬を払っておくのが身のためだ
ドラッグディーラーのバッジは恋人ソフィアとの未来のため、裏社会から足を洗うことを決意する。
最後の賭けに出た彼は闇金業者ジョーから資金10万ポンドを借り、ウクライナ人密売人との大口取引に挑む。すべては順調に思えたが、弟分の失敗で麻薬を積んだ車を何者かに奪われ、買い手にも逃げられてしまう。
ジョーへの返済期限が迫る中、バッジは失った麻薬と新たな買い手を . . . 本文を読む
悲しみには限度があるが、不安は無限だ
殺し屋として生きてきた男は、裏社会から足を洗い妻と息子を取り戻そうとする。
しかしかつての因縁により、男は再び殺しの世界へと導かれていく。(「作品資料」より)
殺人の容疑で収監されていたネトは、警官が偽証を告白したことによって釈放される。
しかし、〝拷問人〟と呼ばれる殺し屋であったネトは、様々な人物から狙われているということで足を洗い、街から出る . . . 本文を読む
電波が飛んでるかも、その前に首が飛ぶ
平凡な会社員ドンウォンは11年の節約生活の末、ソウルの一等地にマンションを購入する。念願のマイホームに家族と引っ越した彼は同僚を招いてパーティを開くが、大雨でシンクホールが発生し、わずか1分でマンション全体が飲み込まれてしまう。
反りの合わない隣人マンスや同僚たちと共に地下500メートルにまで落下したドンウォンは脱出するべく手を尽くすが、さらなる大雨によっ . . . 本文を読む