CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-275「海岸通りのネコミミ探偵」(日本)

2022年12月12日 00時12分15秒 | 日本映画
本能で生きているのがいい
 湘南の浜辺でいなくなったペットの猫ミミちゃんを捜している猫塚照は、ペット探偵を営む猿渡浩介の事務所を訪れる。猿渡の調査により、ミミちゃんはある夫婦のもとで幸せに暮らしていることがわかるが、無一文の猫塚は調査の報酬が払えず、代わりに猿渡の探偵業務を手伝うことに。
 そんな中、事務所に三浦裕太という少年が猫のゴン太を捜してほしいとやってくる。猿渡は、子どもだからという理由で裕太を追い返す。
 しかし、両親が離婚調停中だという裕太の行動は、自身も両親が離婚していた猫塚には他人事に思えなかった。(「作品資料」より)


 湘南の浜辺でいなくなったペットの猫を見つけてもらうため、ペット探偵の猿渡の事務所を訪れる猫塚。

 その猫は見つかるのだが、ある夫婦と共に暮らしていることを知り、手放すことに。

 調査料を払えない猫塚は、事務所に寝泊まりして探偵稼業を手伝うことにする。

 こうして猫塚は猿渡の助手となってペット捜しをするようになる。

 物語は、そんな猫塚が裕太という少年からペットの猫を捜すことを頼まれ、やがて裕太の家庭環境に絡んでいく。

 探偵モノではあるが、捜すのがペットであり、事件というものが起きる展開ではなかったが、家族に関することなどを取り上げて、最終的にはアット・ホーム的な話に仕上げている。

 それにしても、脱走してしまったペットを捜すのは大変そうだな。

 話の中にもあったが、その動物の生態を知らなければならないし、それこそ地面をはいつくばって捜さないといけないんだな。

 そういうペット捜しの大変さと、猫塚の裕太に対する感情などを描き、最後はそれなりのハッピー・エンドであった。

 猿渡を演じたのは和田正人。

 あまりよく知らない俳優であったが、常に丸いサングラスをかけており、その顔も、声や喋り方も、くりぃむしちゅーの上田晋也にソックリだったな。

 ちなみに出演者になっている、ベーコンとぼんずは登場する猫を演じる猫の名前である。

/5

監督:進藤丈広
出演:牧島輝、和田正人、菊池爽、尾関伸次、徳井優、ベーコン、ぽんず、星野真里
於:シネマート新宿

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