タイトルは違いますが、昨日からの続きです。
「 蕎麦の神様 」 が 降臨したお嫁ちゃんのお告げで 山形のお蕎麦を満喫した ズッコ家。
ここから大人しく帰らせてもらえないのが日常茶飯事・・・。
で? どこ行くの? 「 前に行きたいなー って言ってただろう? 」 ヤバイ・・・ ワタシのせいにされる・・・。
旦那さんの指示通りにハンドルを握る息子・・・。
山形を抜け、 国道沿いに 「 ババヘラ 」 アイスの 派手なパラソルが点在するようになって来ました。
( ババヘラとは ばば( 婆 )がヘラを使って 黄色とピンクのアイスをコーンに盛り付けるんです )
そう! ここは秋田県。
大好きでよく見る NHKの 「 ドキュメント72時間 」 という番組。
「 秋田・真冬の自販機の前で 」を見て 古いうどんの自販機の前で繰り広げられた 色んな方々の人生のドラマに感動したんです。
その自販機は 古くてもう現役で動いてるのが 日本中でも数台しか無いそうで、 ここの自販機も少し調子が悪く、
お湯が 多く出てしまう。 味が薄くなってても 誰も文句は言わず 「 美味しい。 たまに無性に食べたくなる 」 皆 そう言う。
若い頃 グレてて親と喧嘩するとここで夜 うどんを食べたと言う シングルマザーや、大きな病と闘病中だと言う男性。
お湯が多く出ると持つのが大変なんだよねぇ と 百均でお揃いのトレーを買って持って来たカップル・・・。
もの凄く吹雪いてる夜でも ここにくれば温かいうどんが食べられるから と 結構 人が来てました。
その自販機が 今年 今まで設置してた佐原商店さんから 秋田港の道の駅に引越ししたんです。
「 ドキュメント72時間 」 では 佐原商店での最後の日も放送したんです。
あの 闘病中の男性も元気な姿で来てましたよ。 なんだか ホッとしましたよ。
道の駅 秋田港 にも ババヘラいました。 この入口の 向き合って反対側に ありそうです・・・。
佐原商店さんの時は もちろん24時間営業だった自販機。 今は屋内なので 夕方5時で終わりだそうです。
何人か並んでいました。 もっと混んでるかと覚悟していましたが もうそろそろ5時なので・・・。
25秒程で出来上がり、ひとつ200円。
テレビで見た時 もっとお湯がなみなみでしたが・・・。
係りの方に聞いたら メンテナンスして直したそうです。 直せる職人も居ないって聞いたけど? って言ったら
皆で頑張って直したんですよ! と 笑っていました。 すごーい!
もう5時だから・・・ 係りの方が後片付けを始めました。 その横に ぶら下がってるの 見える?
佐原商店の時 自販機の横には屋根付きのイートスペースが有って 椅子とテーブル、上からヒモで七味が吊るされてました。
そこも ちゃんと再現してくれてる・・・。 泣ける。 ずーっと佐原商店で食べてた方々 嬉しいでしょうねぇ。
はーい。 ちゅるちゅる大好き めぇーにゃん。 「 おいしー 」 言いながら沢山食べました。 良かったね!
蕎麦派のワタシですが この自販機に関しては うどんが美味しかったです。
また行くぞ! うん。
第二の活躍の場は こんなにステキな所。 屋内緑地公園 「 セリオンリスタ 」 。
この後にも 何組か ここの自販機に来たお客様がいました。 すると係りの方は 「 どうぞー 」 と 快く対応してくれました。
結局 ちゃんと終わるまで 20 ~ 30分オーバーでした。
色んな人間ドラマが繰り広げられた自販機、 会いに言ったら 温かいうどんと 優しい係員の対応に 心まで温かいもので一杯になりました。
来て良かった!!
皆に愛されて 大事にされて 幸せだねぇ・・。
年末の もう一度見たい リクエストで この 「 秋田・真冬の自販機の前で 」 がトップだったんです。
とっても良かったものね。
佐原商店のおじさんも喜んでるでしょうね。
はーい! 帰るよぉー!!
お嫁ちゃんが 「 蕎麦食べたい 」 って言い出した時は 蕎麦の神様が降りたと思ったんですが その後 この自販機まで行ったのは・・
「 ぺろ 」( 宮城弁で麺類全般 ) の神様だったんだね。 我が家に降臨したのは。
あの係員さんの神対応に 神社仏閣で御朱印を頂いた時のような ありがたい・満ち足りた気持ちになりました。
でも 晩ご飯はさすがに 麺類じゃない物を食べて、家路につきました。
孫ちゃんズも いっぱい食べて ちゃんと眠って、パワフルに楽しんでくれました。
運転手さんも お疲れ様でした。
この時、 ここの秋田港の道の駅でマリンタワー?に上りました。
その様子も あとで載せます。
さぁ! 始まりの火曜日! やる事やらねばー!!
ではまたね。
朝の リュウの散歩道 キノコ生えてたよ。