ズッコな日々

高校時代のあだなはズッコ。

【ズッコケ】のズッコ。

専業主婦になったズッコな日々。

青森県・円覚寺・御朱印。

2016年09月06日 | 御朱印

青森県西津軽郡深浦にある 円覚寺さんに行って来ました。


県内屈指の古刹( こさつ )で ご本尊は 「 十一面観世音菩薩 (じゅういちめんかんぜおんぼさつ )」です。


北前船が盛んに航行された江戸時代から明治の中頃までは 日本海側はもちろん 瀬戸内の船主・水主( かこ )たちから信仰されていたそうです。










                 


港の口にあることから 「 間口観音 」 と 言われたそうです。











                 


境内にある 巨木 「 竜灯杉 」 は日本海を航行する船の目印になり  間口観音を日頃から信心すれば 


闇夜の時は光を放って守護し 助けの杉と言われていました。


また 難破する船が絶えなかった日本海で 大時化にあった時には 船頭水主たちが髷を切り一心に念じれば 梢から光を灯し海難から救ったそうです。



その漁師たちの 「 髷 」 を祀っている 珍しいお寺です。


女の人の髪の毛で刺繍した掛け軸も有り、展示していますよ。













仙人のような穏やかな住職さんと 小さな文机を挟んで向き合い、目の前で御朱印を書いて下さいました。


滑るような筆さばきで 書いていたのは 梵字。


御本尊の真言 「 おんろけいじんばらきりく 」と 読むのだそうです。








                 


何も分からない 私たちに 色々優しく教えて下さいましたよ。


観音様は人々の願いに従い 色々なお姿に化身し 衆生済度( しゅじょうさいど )される菩薩なんだそうです。


この日 住職さんのお話を聞く事が出来て 良い時間となりました。




平成30年7月17日には 33年毎の 本尊 「 十一面観世音菩薩像 」 の御開帳が行われます。


またその年は お寺の開基より1,150年の年にも当たり 特別なお祭りになるそうですよ。










                 


一人だけ そっぽを向いてる 可愛らしいお地蔵さんに会いに行って下さい。