TVで言ってました。
刑務所の囚人の中で刑務所を出るのが怖いという囚人がいるらしいです。
どういう意味かというと、刑務所を出たら再犯する可能性が高いと自分でも思うらしいです。
きっと自分自身としては意識的ではなく、普通に殺人を起こしてるから。
自分では日常の行動のひとつだから理解できてないんでしょうね。
まぁ、無意識というのではなく お腹が空いたから何かをつまみ食いしてしまった、という感覚に似てるのでしょうか?
万引き犯などには知らず知らずお店のカートのものをポケットに入れてしまう、とか、女性のそばを通ったらお尻を触ってしまうとか、など。
私も自宅に居て 奥さんのお尻をジョークでトントン、と突っ着いてみたりすることがありますが、家の外で無意識にやったら犯罪ですからねぇ。
自宅でオナラを平気で放屁するのはまぁ、しょうがないとしても 大勢の他人の前で放屁したらドン引きされますな。
そのあたり、無意識にやってしまった、という感覚なのではないのかな、と。
その度合いがコントロールできない人達もいて、そういう人が衝動的だったり欲求を抑えられなかったりで、殺人をしたり傷害をしたりする場合もあるのではないかな、と。
で、
そういう観点から考えて思い起こすと、私は高い頻度で 言ってはいけない言葉を 良かれと思って(その時点では正しい選択だと思って)言い放すことが多いです。
でもって、その言動は一切考えなかった訳では無く、暫く思案して放った言葉だったりするのです。
でもって、怒られてから思い直してみると正しいことと真逆の選択をしてるんですな、これが。
その考えまで到達するのは1日後くらいが多いです。
以前、男女の優劣において、X染色体が正常なモノであるという観点から 正常な細胞であるX染色体だけで構成されてる女性の方が優秀だという意味で書き込んだコミュニティで、女性蔑視してると叩かれまくりました。
Y染色体の持ち主である男性は不良品だということを書いたつもりが、捉え方の角度を帰ると女性蔑視になった、というものでした。
まぁ、うつ病の人を励まそうとして、「がんばれ」を連呼するのは病気の悪化を促進する言葉だというのも似たな感じなのかもしれません。
いう側は「良かれと思って」言うのですからねぇ。
安易な言動はなかなかできない。
特に今の世の中は、特にネットの世界は情報が様々に交錯してますから、多角的に意識して参加しないと まるで猛獣の住むジャングルの様なもの。
今まで人が長い歴史の中で構築してきた「秩序のある世界」ではない。
まだその域に達していない。
恐ろしいことにその情報の世界が世界の現実を動かしている時代に突入してる。
したがって、あまりそういう世界にのめり込むのはいかがなものか、と常に感じながら生きてます。
情報はメディア全てに言えることです。
今までは、ラジオ、テレビと進化してきました。
テレビも虚構で創られる場合が多くて、ここ数十年で「映像として見える嘘」が多く守られました。
映像の多くが人の心を大きく動かすので 多くの人が嘘を信じてしまうんです。
でもって、嘘が知らず知らずに本当のこととして歴史に刻まれる。
インターネットの世界は一瞬です。
一瞬が真実を壊して虚構の世の中を作り出す。
私は日本人ですから日本の国内の情報で洗脳されてます。
もっと別の国に行った場合、ひょっとしたら目から鱗が落ちるかもしれません。
結局はまぁ、まぁ、適度にヒトの世界と距離を保つべきなのかもしれませんな。。。