四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

『今日の人生』 益田ミリ:著

2019-01-11 10:25:57 | 
僕の好きな作家、益田ミリさんの『今日の人生』



なにげない日常。
平凡な一日。
それをコミックとして描いている。

誰でもありそうな日々。
そこからミリさんの言いたいことが伝わってくる。
読んでいてほのぼのとしてくる。

こんな一文が書かれている。

 今日生まれた赤ん坊の
 その小さな口から
 吐き出される息も、
 今日死んでいった人が
 吐き出さなくなった息も、
 すべて反響している。
 いてもいなくても同じだなんて
 世界が許してくれない。

人にはそれぞれの人生というものがある。
人の役にたっているか、邪魔になっているのか。
そんなことを考えることもある自分。
「いてもいなくても同じだなんて」
そんなことを思わずに前向きに生きていこう。

 生きている時間のほうが長い
 どんなに短い人生だったとしても
 生きていた時間のほうが長い

朝日新聞「折々のことば」でも紹介された一文。
ちょっと気にいった言葉。

今、この一瞬も僕の人生。
時間を大切に悔いのない人生を送って行こう。
コメント
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