四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

吉田拓郎 『マラソン』

2019-01-31 11:16:58 | 音楽
最近、人生について考えることがある。
ここ最近の僕のブログには、「人生」という言葉を何度書いている。

若いころ20代に聴いた歌を今聴くと心に沁みたり共感したりする。
あの頃と今とでは自分自身の歌の解釈も違ってきているにかもしれない。

今、僕は吉田拓郎さんの『マラソン』という歌をものすごく気にいっている。
とくに後半の詩が好き。何か心に突き刺さるものがあるんだよね。

♪きっと本当は誰だって 人の人生を見つめはしない
 心が病んだり ゆれる時 話し相手にはなってくれるけど
 自分の旅がつづく限り 自分の明日を追いかける限り
 苦しさにたえて そこにただ 立ちつくすだけの時もある

 僕はあの時 風になり 大空をくるくる回りながら
 このまま死んでしまいたいと またひとつ 小さな夢を見た
 ふり返れば そこに僕がいて お調子者だと笑ってる
 子どもの頃も 今もまた 壁にしがみつくだけだった
 
  今はもう忘れかけた 出来事だけど
  そんなひとつひとつが 重なりあって
  人はいつか走れなくなるまで
  はるかな夢を抱いて 旅を続ける

最初にこの歌を聴いたのは20代の半ばころだった。
人生なんて考えてもいなかった。
どちらかと云えば「今はまだ人生を語らず」。

あれから30数年。
人生という名の旅を続けてきた。
心が病んだこともあった。
苦しさもあった。
僕を支えてくれる人たちもいた。
恩返しに恩送り。
柔らかな気持ちで歩きつづけよう。

夢を鞄に詰めて「人生という名の旅」をまだ続けるだう。


コメント (2)
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