昨日、母親の49日法要。
何かあっというまにこの日がきた。
亡くなってからは、毎週木曜日は7日法要。
無事に済んでほっとした気分。
それとは対照的に悲しさが増してきた。
まだ完全に遺品の整理はできていない。
というよりも、何かやる気もでなかった。
頭の中は49日を無事に済ませること。
そのことだけを考えていた。
お寺での法要のあとはお墓で納骨式。
日照りがまぶしい。
突き刺すような暑さ。
汗がにじみ出る。
母はどんな人生を送ってきたのだろう。
26年前に父親を亡くした。
毎日仏壇の前でお経を読んでいた。
親孝行でなかったかもしれない。
若いころは反抗期でもあった。
年老いてからは歩くのも大変だから
買い物に付き合っていた。
これが僕にとっての親孝行だったかもしれない。
グレープの『無縁坂』
今、この歌を聴くと母のことを思い浮かべ涙がでてきてしまう。
無縁坂(昭和50年)さだまさし