四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

戦争を知らない子供たち '83

2020-08-23 10:25:44 | 音楽
今朝の中日新聞1面・4面に
作詞家きたやまおさむさんの「戦争を知らない子供たち」50年の
特集記事が掲載されている。

「戦争を知らない子供たち」はフォークソングの定番。
誰もが口ずさむ歌でもある。
4面の見出しは「めめしさ守る反戦の歌」
戦争のない平和の世界。
戦争という言葉が消えるのはいつの日になるだろうか。
戦争を経験した人たちは減り続けている。
次世代に戦争があったことを伝えるのは私たちの役目でもあるのかもしれない。

反戦歌によって戦争の悲惨さも知った。
きたやまおさむさんが「戦争を知らない子供たち’83」という歌詞も書いた。
♪窓をあければ 表通りに
クラスメイトが 走って行く
わたしは 溜息をついて
教科書に 目を落とす
日本の 満州への侵略で
始まった 15年の戦争は
日中戦争に よって
中国全土に 拡大していった
これは本当の話
本当にあったの
答えて欲しい教えてほしい

きびしい憲兵政治によって
農民の土地を 取り上げて
朝鮮 独立のための
集会やデモが 始まった
私達は 被害者の子供で
加害者の 子供なんだね
私達も 殺されたけど
私達も 殺したのですね
これは本当の話
本当にあったの
答えて欲しい教えてほしい

※略

私の歴史は
始まったばかりです
希望に 向かって
今日も 歩き始めよう

※作曲:坂庭賢享(省悟) 

この歌は、坂庭省吾自身も歌っているけど
多くのフォークシンガーたちも歌っている。

この歌から学ぶことも多い。
被害者でもあったけど加害者でもあった。
この教訓を忘れずに、二度と起こしてはいけない戦争。

歌の締めの、「希望に 向かって 今日も 歩き始めよう」
戦争のない愛と平和が続くことを願っている。

戦争を知らない子供たち '83











コメント (2)
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