ゆっくり行きましょう

気ままに生活してるシニアの残日録

「名曲喫茶 でんえん」に行く

2023年05月28日 | カフェ・喫茶店

中央線沿線に出かける用事があり、それが終わってから久しぶりに国分寺にある「名曲喫茶でんえん」に行ってみたくなった。ここには過去に2回は来ていると思う。

店に入ると先客は無し、空いてる席にどうぞ、とのことなので奥のスペースの正面スピーカーの前に腰かける。珈琲500円を注文、ケーキもたのみたいがダイエット中に付き、今日は我慢する。奥の壁の突き当たりに大きなスピーカーが2台おいてあり、比較的静かな音量でクラシック音楽を流している。写真はOKとのこと。

店内は古い西洋館のようなインテリア、灯りは蛍光灯もあるが古い駅の待合室にあるような明るくないもので、他には大小の傘付きのスタンドが使われている。椅子は木製の年季の入ったもの、テーブルもアンティークのような味のあるもの、本箱が置いてあり何冊もの本が入っている、読んで良いようだ。壁には絵もいっぱい飾ってある。店内禁煙は有難い、また、会話禁止ではないようだ、そして他の名曲喫茶と違うのは、通常、名曲喫茶は座席が全部スピーカーに向かって配置しているところが多いが、ここはそういうことはない、名曲喫茶だが普通の喫茶店でもある。会話はお静かにとか特に注意書きのようなものはなかったが、2人で来ている客は皆、静かに話していた。そんな注意をしなくてもわかるでしょ、ということだろう。

オーディオセットは座席からは見えなかったのでわからないが私がいた間はCDを流しているようだった。次々といろんな曲を流すオムニバスのようなCDもかけていた。

私がきたあと、何人かの客が入ってきた。若い人も来ている。この店が映画か何かの撮影で使われたようで、そういうことも影響しているのであろう。帰りがけに気づいたが、店に入って直ぐ右側にオーナーの年配の女性が腰かけており、もう1人は娘さんかどうかわからないが接客をしていた。

いつまでも残ってほしい喫茶店だ。自宅からは遠いが、たまに来て応援したい。