「おながわ海中漫歩」 ちょっと海へ

宮城の海に潜って40年以上、最新の女川湾の情報をお知らせします。
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2020年12月26日(土) 今年の潜り納め in 竹浦

2020-12-27 10:05:14 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ

海況:北西の風 やや強く 風波あり

気温:1~2℃  水温:9.5~10.2℃

透明度:6~8m

 フサギンポの抱卵(グロット)

 今日は、ハイブリッジさんとアリエルさんと共に、グロットで2ダイブしてきました。

 今月23日に江ノ島の漁業支援活動も終了し、久しぶりの竹浦でのファンダイブで潜り納めです。今年は、例年より少ない「445本」で無事終了することができました。

 女川湾の水温も例年並みになり、フサギンポの抱卵も開始しましたが、相変わらずクチバシカジカの抱卵はまだ確認されていません。

 その他、イセエビ、マツカサウオ、ダンゴウオなどなど観察できました。

 越冬するイセエビ(グロット)

 マツカサウオもまだまだ元気

 ダンゴウオ

ファンダイブ終了後は、みんなで竹浦マリンビレッジの大掃除で終了しました。

 

 


2020年12月12日(土) 竹浦の海

2020-12-16 09:56:40 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れのちくもり

海況:風弱く 凪

気温:10℃ 水温:12.6~13.0℃

透明度:6~7m

 女川湾で越冬するイセエビの成体(グロット)

 アリエルさんのツアーに便乗してKAZUが竹浦のグロットと弁天島で生物探索をしてきました。

 この時期はクチバシカジカの抱卵の発見が期待されるが、今年はまだ確認されていない。昨年も1個体のみが岩陰で抱卵が確認されただけで、年々少なくなっているようだ。

 一方、季節来遊魚などもまだ元気で過ごしているし、イセエビはここ数年越冬している個体が多くなっている。

その他、アイナメやクジメの抱卵、ダンゴウオ、フサギンポなど観察できた。

 アイナメの抱卵(各ポイント)

 子持ちのメスのみが浅場に現れる ババガレイ(ナメタガレイ)

 ダンゴウオ(各ポイントで多数

 マツカサウオ(グロット)


2020年12月6日(日)東北電力図画コンクール表彰式&トークショー in 女川町

2020-12-08 08:39:41 | 陸での出来事

 

 

  女川町生涯学習センター(ホール)の会場

 今日は、女川町役場 生涯学習センターホール東北電力主催の図画コンクールの表彰式に行ってきました。

 今年は、新型コロナの影響もあり夏休みが少なかったためか、応募総数が初めて前年を下回り3174点の中から、最優秀賞1名、優秀賞7名、審査員特別賞9名、奨励賞20名の合計37名の入賞者に賞状と記念品が贈られました。 

 テーマは、「想像の海の生きものたち」で石巻市、女川町、東松島市の幼稚園児から小学校6年生までの子供たちの豊かな発想と想像力で描いた作品に毎年毎年感動しています。

 表彰式の後は、恒例のトークショーを開催させていただき、今年、新たに撮ったナイトダイビングの「夜の生きものたち」や船上からの撮影した江ノ島列島に15年以上棲み付いている「ラッコ」を含め、「おながわ海中漫歩 ちょっと海へ」と題し、30種の女川湾の生きものたち様子を紹介してきました。

 


2020年12月6日(日) 竹浦の海

2020-12-07 09:18:51 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ

海況:北西の風 弱く 凪

気温:6~9℃ 水温:13~13.3℃

透明度:10m

 クチバシカジカ(中ノ島)

 今日は、アリエルさんに便乗してKAZUが竹浦のアゴ島と中ノ島で生物探索をした来ました。

 透明度も回復し絶好のダイビング日和の中、久しぶりにクチバシカジカに出会うことができました。また、ダンゴウオやフサギンポなども観察できた他、季節来遊魚のミナミハコフグやチョウチョウウオなども、定位置で元気だった。

 これから水温が10℃を切る頃には、クチバシカジカやフサギンポの抱卵が始まり、竹浦の生きものたちの繁殖期がまだまだ続きます。

 ミナミハコフグの幼魚(アゴ島)

 チョウチョウウオ(アゴ島)

 ウミイチゴ(中ノ島)

 

 

 

 


2020年11月29日(日) 竹浦の海

2020-12-01 08:53:37 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:くもりのち晴れ

海況:北西の風 凪

気温:6~8.5℃ 水温:13.6~13.9℃

透明度:8~10m

 マツカサウオの幼魚(グロット)

 水温が徐々に下がり始め透明度も良くなってきた竹浦の海でKAZUがアゴ島とグロットで生物探索をしてきました。

 アイナメやクジメの抱卵とダンゴウオは、複数個体確認されたが、クチバシカジカの姿はなかった。

 一方、季節来遊魚たちは、まだ元気でいるようだが、12月中頃までは観察できるでしょう。

 チョウチョウウオの幼魚(アゴ島)

 ミナミハコフグの幼魚(アゴ島)

 イセエビ(グロット)