「おながわ海中漫歩」 ちょっと海へ

宮城の海に潜って40年以上、最新の女川湾の情報をお知らせします。
http://backroll-sld.com/

テレビ放送のお知らせ  民教協 「日本!食紀行」 

2014-01-27 12:20:56 | お知らせ

 TBC東北放送 制作  

民教協の番組で「日本!食紀行」が放送されます。

#36 三陸のカキ復活!これが、おらほ~の「うまい牡蠣」だ

この番組では、南三陸町・歌津の伊里前湾で養殖している牡蠣養殖施設などの水中撮影を担当しました。

水中のシーンは、ごく一部ですが、ぜひ、ご覧ください。

放送は、一部の地域で終了したところもありますが、東北放送では、2014年2月2日(日)

AM6:00~ 30分の予定で放送されます。

くわしくは、下記へ ↓

http://www.minkyo.or.jp/01/2013/12/36.html


2014年1月25日(土) 今日の女川町竹浦(アゴ島~弁天島)

2014-01-25 16:27:14 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:くもり

海況:無風でベタ凪

気温:8℃  水温:8.5~8.9℃

透明度:3~6m

 今日の女川湾は、どんより曇ってはいるが比較的暖かくベタ凪の好条件だ。しかし、潜ってみると思ったよりも透明度が悪く、深場では薄暗い。

 1本目は、アゴ島へ。クチバシカジカの抱卵を探してみたが、残念ながら今日も発見には至らなかった。しかし、産卵を終えたメスが2個体いることから、抱卵は岩陰の奥深い場所に抱卵しているものと思われる。

  今日のクチバシカジカ

 観察中のフサギンポの抱卵2ヵ所は、順調でハッチアウトが楽しみだ。また、今日、新たにフサギンポの抱卵1ヵ所発見した。

    No1の抱卵(今日は、はっきりと卵を見せた)

  No2の抱卵(卵は奥にあるが、なかなか見せてくれない)

  今日発見した No3の抱卵(卵はちょっと見せる時もある)

 その他、ダンゴウオ6個体や卵を抱えたキタモエビモドキ、シロホクヨウウミウシ(多数)、サクラミノウミウシなどなど観察できた。

    

 

 


テレビ放送のお知らせ  「気仙沼寿司物語」 

2014-01-21 19:13:23 | お知らせ

 TBC東北放送 制作 

サンドウィッチマンの これが東北魂だ!! 

あの味をもう一度! 「気仙沼寿司物語」 がJNN9局ネットで全国放送されます。

放送日時:1月26日(日) PM4:00~4:54  54分間

TBC発 JNN9局ネット:HBC・TBS・SBS・CBC・MBS・RSK・RCC・RKB

 この番組では、ウド鈴木さんが極上の寿司ネタを求めてアワビ漁に挑戦する姿を水中から撮影してきました。はたして、ウドちゃんは極上のアワビを上手に獲れたのでしょうか。 ぜひ、番組をご覧ください。

 船上でのロケ風景

   取材を終えてWピースサイン

 

 


2014年1月18日(土) 今日もマボヤの産卵を観察(女川町竹浦)

2014-01-18 22:07:58 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:快晴

海況:北よりの風 弱く ベタ凪

気温:2℃  水温:8.9~9.3℃

透明度:6~8m

 今日もクチバシカジカの抱卵を探索に竹浦で2ダイブしてきました。成魚は発見できたが残念ながら抱卵の確認には至らなかった。また、先週発見したフサギンポの抱卵は2ヵ所共順調のようだが、今日の時点では、ハッチアウトしていない。

  今日のフサギンポの抱卵

  今日のダンゴウオ

 今日も先週と同様にマボヤの放精・放卵が続き、白く濁った場所も多くあった。また、純白のマボヤも産卵していた。今年生まれたマボヤは、8月頃には肉眼でも観察できるようになるが、昨年生まれたマボヤは、1年で5~10mmまで成長する。

 昨年の1月に水槽で採苗された稚ボヤ  

 1年目の稚ボヤ(10円硬貨と比べるとまだまだ小さい)

その他、お腹を大きくしたギスカジカの発見やコブダイの幼魚などと、シロホクヨウウミウシが数多く観察できた。

 お腹の大きなギスカジカ(体長 30cm)

  お腹や胸ビレなどにウミクワガタの幼体が数個体寄生している

    今日のマボヤの放精・放卵

 水温9℃の海で寒さに耐えるコブダイの幼魚(体長 6cm)


2014年1月12日(日) フサギンポの抱卵 2ヵ所発見(女川町竹浦) 

2014-01-12 22:54:37 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:くもり

海況:北西の風 弱く 凪

気温:2℃  水温:9.2~9.4℃

透明度:6~8m

 今日も竹浦で、クチバシカジカの抱卵を探索に行ってきました。風も治まり昨日より透明度も良くなってきた為、アゴ島で2ダイブ。クチバシカジカの成魚と幼魚は観察できたが、抱卵の確認には至らなかった。しかし、フサギンポの抱卵2ヵ所やダンゴウオなどの観察できた。また、マボヤの産卵も昨日と同じように放精・放卵している為、場所によっては、白く濁った場所も多かった。

 クチバシカジカの成魚(残念ながら卵なし)

 深場にいた クチバシカジカの幼魚

  フサギンポの抱卵(卵の状態から先月の中旬頃に産卵したかも?)  

 卵の中の稚魚が活発に動いている為、あと1週間くらいで「ふ化」するかも!

   シロホクヨウウミウシ