「おながわ海中漫歩」 ちょっと海へ

宮城の海に潜って40年以上、最新の女川湾の情報をお知らせします。
http://backroll-sld.com/

2023年12月24日(日)竹浦の海で潜り納め

2023-12-26 09:39:46 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ 

海況:西よりの風 弱く 凪

気温:4~5℃ 水温:14℃前後

透明度:7~8m

 クジメの抱卵

 江ノ島の漁業支援活動も19日で無事終了し、今年の潜り納めを竹浦で行ってきました。

 沿岸部の水温は、14℃台まで下がった来たが、季節来遊魚たちがまだ多く生存している。

 一方、クチバシカジカやダンゴウオ、フサギンポなど地元の生き物たちの姿が少なくなってきているのが気になる。

 ダンゴウオ(アゴ島)

 ダンゴウオは2個体のみ観察できたがクチバシカジカの発見には至らなかった。また、クジメやアイナメの抱卵が多く観察されているが、約1ヵ月ほど遅くなっている。

 ハコフグの幼魚

 ウミスズメの幼魚

 その他、スズメダイの仲間、オトヒメエビ、キンギョハナダイ、ゴンべの仲間など季節来遊魚たちが多い。

 


2023年12月17日(日)第22回 東北電力図画コンクール表彰式&トークショウ

2023-12-18 09:31:19 | 陸での出来事

  審査委員長より最優秀賞者への授与

  会場の石巻グランドホテル 鳳凰の間

 

 毎年恒例の「東北電力図画コンクールの表彰式」に行ってきました。

 今年で22回目を迎え昨年より多少すくなかったが4182点の作品の応募がありその中から、最優秀賞1名、優秀賞7名、審査員特別賞9名、奨励賞20名の合計37名の入賞者に賞状と記念品が贈られました。 

 テーマは、「想像の海の生きものたち」で石巻市、女川町、東松島市の幼稚園児から小学校6年生までの子供たちの豊かな発想と想像力で描いた作品に毎年毎年感動しています。

 今年の作品には、海の環境を心配するごみ問題をテーマにクジライルカジンベイザメリュウグウノツカイなどの大きな海洋生物をモチーフにした作品が多く観かけられました。

 最優秀賞の作品は「海青龍」と題し、『鱗はカキやホヤでヒレは海藻で海水をきれいにし魚たちやサンゴを元気にする』という作品でした。

 表彰式の終了後は、恒例のトークショーを開催させていただき、今年、新たに撮った写真や映像を含め「おながわ海中漫歩 ちょっと海へ」と題し、24種の女川湾の生きものたち様子を紹介してきました。

 

 

 

 

 


2023年12月10日(日)カエルアンコウ現れる竹浦&お知らせ

2023-12-12 11:00:53 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ

海況:西よりの風 凪

気温:16℃ 水温:17℃

透明度:6~7m

 ベニカエルアンコウ (グロット)

 水温がまだまだ下がらない女川湾。KAZUがハイブリッジさんとアリエルさんに便乗して、竹浦のグロットとアゴ島で生物探索をしてきました。

 グロットでは、アリエルの小玉さんが体長6cmのベニカエルアンコウを発見した。カエルアンコウは、3年前の1月に発見されてから2度目となる。また、他の季節来遊魚たちも元気で女川湾で生息している。

一方、クチバシカジカやダンゴウオなどは水温が高いためか、なかなか姿を現せない。

 アイナメの抱卵

 ダンゴウオ

 コロダイの幼魚

 女川町江ノ島からの日の出(6:42分頃)

 江ノ島海域の水温も18~19℃で推移し、各漁業などに悪影響が出てきている。

 JF女川町支所 江ノ島支部の漁業支援活動もあと2~3日で終了する予定だが、悪天候が多く潜水活動に支障を出ている。

**********************************************

  お知らせ

 今月17日(日)に予定していた「第22回東北電力図画コンクール表彰式」の会場が変更になりましたのでお知らせします。

 新会場:石巻グランドホテル 石巻市千石町2-10 午後1時から