心の音

日々感じたこと、思ったことなど、心の中で音を奏でたことや、心に残っている言葉等を書いてみたいと思います。

周囲の変化に最も敏感に適応した種が生き残る

2004-12-20 22:08:18 | Weblog
「最高に強い種が、最高に知的な種が、生き残るわけではない。周囲の変化に最も敏感に適応した種が、生き残る。」(チャールス・ダーウィン「種の起源」より)という言葉を今日新聞で目にしました。
 強さも知性も大切ですが、適応能力が最も大切だということですね。これは人間にも、企業にも、その他色々なことにも当てはまることだと思いました。とかく人は、慣れ親しんだものや、従来のやり方などにこだわる傾向がありますが、色々なものに柔軟に対応するしなやかさみたいなものの重要性に気づかされることが多々ありますね。進歩、発展のためにはそれが不可欠なものなのでしょう。
 最近、野球界にも新しい風が吹いてきて、従来にない色々なアイデアを耳にして、ワクワクすることがあります。今までの野球界の良いところは継承しつつ、ファンを楽しませるような新しい試みをどんどん取り入れ、より活気あるものにし、どんどん発展させてほしいと思うことでした。

ホークスに一喜一憂この一年(川崎選手と家族の関わりを中心に)その4

2004-12-20 18:45:21 | Weblog
 さて、毎年恒例の夏の家族旅行をどこにしようかという話を家族にしたとき、小2の息子が、「野球を見にいきたい」と言いました。まだあまりルールなどわからず、退屈するのではないかという思いはあったのですが、最近は野球好きの近所の子どもたちと、よく近くの公園で野球をしたりするので、だいぶ分かってきたとのことでした。小5の姉が興味を持って行ってくれるかも心配だったのですが、体育でソフトボールがあり、その時は弟のグローブを借りていったり、時々、家族で野球をしたときなど、打ったりもしていたこともあってか了承してくれました。
 では、「どこのチームとの試合を見たい?」と聞いたところ、新庄選手のいる日本ハムがいいということで、早速鹿児島のダイエーのチケット売り場に行きました。オリンピックに行く城島選手と、和田投手も出る試合がいいということで、オリンピック後の8月末の日本ハム3連戦がいいということになりました。8月31日は、次の日から学校が始まるということで、必然的に8月30日月曜日に決まり、川崎選手がよく見える1塁側の内野席のチケットを無事に取ることができました。しかし1ヶ月以上も前なのに、かなり売れており、残りの席が少なかったことに妻はとても驚いていました。もちろん当日は、福岡ドーム隣接の「シーホークホテル」に宿泊することにし、こちらも無事予約を取ることができました。ドームなので、雨の心配もないし、完璧な旅行計画が立てられ、ほっとしました。
 不安といえば、私の健康状態でした。今年病気にかかっていることが発覚し、しかも原因不明ということで、難病に認定されました。検査を定期的にし、状況がよくないと、すぐ入院してステロイド治療を受けないといけないという主治医の話でした。何としても家族みんなで野球観戦をしたい、ひょっとすると、これを逃すともうこういう機会はないかもしれないという思いにかられました。毎日の薬のほかに、わらにもすがる思いで、ケールの青汁が自分の病気に効いたという情報を得ては、それを飲み、シモンがいいと聞いてはそれも食べたりするなど、悪い数値が出ないように、できるだけのことをしようと思いました。
 こうして、我々家族は夏休みの最後に大きな家族旅行をすることになり、この日を指折り数えて、ワクワクしながら待つことになりました。小2の息子にサインをしてくれた、そして小5の姉のクラスに色紙をプレゼントしてくれた川崎選手らの生のプレーをじかにこの目で見ることができる、あまり普段は野球に興味を示さない妻も、20年ぶりくらいの野球観戦だと喜んでいました。しかし、我々家族の前に予測もしない大きな障害が立ちはだかるとは、このときは全く思ってもみませんでした。(続く)