心の音

日々感じたこと、思ったことなど、心の中で音を奏でたことや、心に残っている言葉等を書いてみたいと思います。

本、映画、音楽

2004-12-23 22:20:16 | Weblog
 JR西日本の名誉会長、村井勉氏(かつては、営業不振に陥ったマツダ、アサヒビールを立て直した実績があるそうです)は、大学を卒業して住友銀行に入社したとき、先輩の行員から、こんな習慣術を授けられたといいます。それは、「本をよく読むこと、映画を見ること、流行の音楽をよく聴くこと」だそうです。
 ある本でこのフレーズを見つけ、自分がかねて実践していることであったので、うれしく思うことでした。しかしただ「ヒット商品、ヒット映画、ヒット音楽」の情報に敏感であるだけではいけませんね。実際にそれを自分の目で見たり、使ったり、五感で触れてみて、ヒットの理由を知ったり、考えたりして、自分の仕事や人生に生かすことが大事だと思います。

ホークスに一喜一憂この一年(川崎選手と家族との関わりを中心に)その6

2004-12-23 12:12:04 | Weblog
 さて、台風接近のため明日の試合はあるかどうか微妙な状況です。シーホークホテルの外は風の音も強くなり、また何といっても試合のことが気になりとても眠れません。何回も起きてテレビの台風情報を見たり、明日の試合のことを想像したりしているうちに、やっと眠れましたが、ずっと気になっていたため、試合の夢を見たり、台風がそれて朝晴れたとか、台風で中止とかいう夢をみたりで、実際はほとんど眠れませんでした。前にも書きましたが、病気が発覚した私は、家族4人で野球観戦をする機会などもうなかなかないかもしれないという思いもあったのです。だから「どうか台風、それてくれ」という気持ちで一杯でした。「カーテンをあけたらお日様が」という願いはむなしく、朝、雨・風はいっそう強くなってきていました。
 二人の子どもたちも妻も心配しています。しかし小2の息子は、川崎選手のユニフォームを着ると朝からハイテンション。ロビーで今日の試合はあるかどうかと聞くと、まだはっきり分からないとのこと。朝食を取った後、とりあえず福岡ドームのバックステージツアーに参加することにしました。これは普段は見れない福岡ドームの舞台裏を体験できるというものです。最初に外野席から入りましたが、入った瞬間妻は、「うわぁー、きれい」と大変驚いていました。20年くらい前に、野球を見たところとは違いすぎるとため息交じりでした。外野席から内野席、そしていよいよグラウンドに下りました。人工芝は硬いというイメージを持っていたのですが、ここのものは意外と柔らかい感じがしました。そうでないと選手も思いきったプレーができないですよね。三塁側のダグアウトに入り、子どもたちはベンチに腰掛けハイポーズ。選手の気分になれました。ブルペン内を映し出すモニターや、電話もありました。尾花コーチが控え投手の状況を確認するために使っている様子を思い出しました。バックネットの前には、何と城島選手と井口選手と思ったら、観光地などによくある、写真を一緒に写す等身大の看板のようなものでした。ここでもパチリ。次は投球練習場。ダグアウトのすぐ近くにありました。選手が素振りをしたり、打撃フォームを確認したりするミラールームを見て、次に三塁側の監督の部屋。作戦会議用のテーブル付きでした。昨年は阪神の星野監督が座った椅子だという紹介もあり、多くの人が座り監督気分を味わっていました。次に選手用のロッカールームを見学。今日は新庄選手が使うのですよと紹介があると、単純な息子は大喜び。壁には選手が悔しくて蹴っ飛ばしたようなところもありましたよ。食事をする場所では、「巨人に行った元近鉄のローズ選手が好きだったメニューは何?」という質問が。すかさず妻「博多ラーメン」。見事正解でした。こうして福岡ドームの雰囲気を満喫した私たちは、どうしても今日の試合が見たくてたまらない状態になってしまったのでした。(続く)

遊ぶのは翌日から新しい人間になるためである。

2004-12-23 11:30:25 | Weblog
 昨日は、国際交流の会で知り合った友人との忘年会でした。堀場製作所の堀場雅夫社長は「社員同士で群れている時代は終わった」としたうえで、「他社、他業種の人間と分け隔てなく交流できる人間が、より多くの情報を得ることができる」と言っていますが、職場の人たちと飲むのとは、違った刺激がありとても楽しい会でした。友人の徳田さんに心から感謝です。 
 この方は自分より10歳ほど上の方で、私と付き合うことには商売上のメリットなど何もないはずですが、本当に他人のことを思いやってくださる方です。それが自然と伝わって来ます。明るく話題も豊富で、周りの人を常に和ませるその温かい人柄は、一つの自分の目指す姿でもあります。会うといつも楽しい愉快な気持ちになれ、元気をもらえます。このような友人を本当に大切にしたいと思います。
 元NHKのアナウンサー鈴木健二氏は、NHK時代、ふだんは仕事に心身を奪われて「遊ぶ」時間など全くなかったそうですが、年に2回ほど盛大な飲み会を催したそうです。その時は仕事の「し」の字も口にしてはならないという暗黙のルールがあり、そのルールにのっとって、自分の趣味、映画、本、社会問題、人生などあらゆることを語り明かしたということです。「遊ぶのは、翌日から新しい人間になるため。仕事とは全くかけ離れた世界をつくれなければ、遊びにはならないし、新しい自分をつくることもできない」と鈴木氏は言っています。
 仕事やふだんの生活を忘れざるをえないほど、ハイな気分になることの大切さを語っていますね。ぜひそういう機会を年に2回ぐらいはもち、「新しい自分」を作りたいものです。