思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

片山津温泉で旭川ラーメン!?と中谷宇吉郎雪の科学館

2016-11-17 08:12:34 | 2016年の旅行記
部屋で少し休んでから街散策に出ました。さすがにこの時間から風呂に入ろうとは思わないし、片山津は何度か来ているけど夕方に来て朝早くに発つので散策はしたことありません。昼食がまだなのでどこか飲食店が空いていたら…、ただ温泉地だからランチ営業している店あるかなあ?街を歩くと廃業後買収されたホテルが目立ちますね。湯快リゾートで3軒、大江戸温泉物語もあるし石川県だからかアパホテル系もあります。そうでないホテルも古さが目立ってきています。やっぱり北陸の温泉地は時代に取り残された温泉地なのでしょうか、あまりに長きにわたり関西からの団体客ばかり相手にしてきましたからね。

そんな街を10分ほど歩き、街湯の前に営業中のラーメン屋を発見。





看板を見ると旭川ラーメン。なぜ北陸の片山津で?と思うけどほかに開いている店も見当たらないので入ってみることにします。先客はゼロでカウンター席に座って醤油ラーメン(690円)の大盛(100円)をオーダーします。旭川を謳うのなら醤油でしょうと言うことで。もっとも味噌が830円と150円も高いのは承服しかねません。メニューを見ると具が根本から違うようですが差額が大きすぎますね。

誰も客のいない店で店員3人がじっと見ているような印象だったので写真は撮影していませんが、ビジュアルはオーソドックスな醤油ラーメン。大盛なので洗面器のような大きな丼に具はチャーシューが3枚と海苔だったかな?味卵は入っていませんでした。一口スープをすすりますとなかなかおいしい醤油ラーメンではありますが「旭川か?」と問われたら全然違いますね。魚介系スープのWスープにもなっていませんし、ラードが覆うように入っていることもありません。あっさり系で塩気がキリリとした感じのスープです。塩気があるのは場所柄でしょうね、酔客向けの味付けと言うことで。ただし麺は間違いなく旭川のもの。麺箱のメーカーは間違いなく旭川のメーカーですしコシもあって旨いものでした。あとチャーシューが意外に厚めでしっかりした味でよかったです。このチャーシュー麺なら間違いなく旨いでしょう。

なのでラーメンとしては及第点という感じですが、何も知らない人がこれを食べて旭川ラーメンと思われるとちょっと心外かな?北海道出身者として。そんなラーメンですが、値段も手ごろなので(温泉地って高い店が多いですよね)。

https://tabelog.com/rvwr/001205719/rvwdtl/60105018/

その後温泉街の反対側へ向かって歩きます。途中で北陸なのに広島のコンビニ・ポプラがあった。ポプ弁にすればよかったかな。



さらにいろいろ面白そうおな店を見て歩くこと20分。



中谷宇吉郎雪の科学館にやってきました。



北海道出身者なら中谷宇吉郎の名前くらいは知っていると思います。雪の結晶研究の第一人者で、旧帝大時代の北大理学部を創設時の教授として、冬の十勝岳などで長期滞在して研究していた方です。ここ片山津の生まれだそうです。決して大きな博物館ではないし、ある程度の理系の興味がないと面白くないかもしれません。でもどういう研究したのか詳しくは知らなかったのでいい経験になりました。