思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

柴田神社で参拝をして、名物のヨーロッパ軒のソースかつ丼をいただく

2018-05-21 23:31:53 | 2018年の旅行記
そろそろ昼食にしてもいい頃合いなんですが、観光案内を見ていると駅のそばに柴田神社なるところがある。歩いて5分くらいというので行ってみると



こ、これが神社?観光向け神社か??なんだか来て失敗してしまったなと思ってしまいました。全然威厳が感じられないからですがそんな心配は杞憂でした。Wikipediaによれば明治時代に旧福井藩の藩主松平春嶽が柴田勝家の居城跡と言われる場所に神社を設置していますから100年以上は歴史があります。その後戦火や地震の度に建て替えられてきて最近では平成10年に改築。その際に境内を発掘調査してみると居城の石垣が出てきて言われてきたことに間違いは無かったとなります。



これがその石垣。そういう神社で祭神が勝家公なら武運にご利益がありそうです。お参りをして社務所に行くとおあつらえ向きなデザインの御朱印帳が。初穂料は御朱印代込み1,500円との由。御朱印そのものは500円と言うから高いほうの神社なんだなと思いましたが(相場は300円ですからね)





すると柴田神社と共に境内社の三姉妹神社の御朱印も一緒に。そういえば受付に「御朱印帳は見開き2頁使います」とあったがそういうことか。これで1,500円なら大変安い。三姉妹とは浅井三姉妹のこと、勝家公と一緒にお市の方も合祀されているけど再婚なんだよね。その後は昼食にします。折角なので名物と言われているソースかつ丼がいい。それもどうせなら元祖と言われる「ヨーロッパ軒」がいい。歩いて10分弱で到着。



日曜日だから混んでるかなあ?外まで並んでいる?と思っていたのですが杞憂に終わりました。13時を過ぎているから一段落しているようです。

それでも店内に入れば盛況で「おひとり様はカウンター席へどうぞ」。一番奥の席が1席だけ空いてました。日曜日ゆえ家族連れが多く子供がぐずって泣いている。雰囲気は洋食屋のようで定食屋のような感じもする気取らない田舎の店という感じ。すぐにお冷とおしぼりが運ばれましたが、布の「あつしぼ」なのは暑いには却って嬉しいですね。ついつい汗をぬぐってしまいます。



注文するのは迷うことなくソースかつ丼セット(1,080円)。店内のテレビではタイムリーにも再放送の「秘密のケンミンショー」が、横手焼そばが紹介されていたがソースだくだくで食べづらそうだな。そういうこっちもソースですけどね、って10分も経たずに運ばれました。小皿にソースが入っていて「味はついておりますが、薄かったらご自由にお使いください」。



まずは丼の蓋を開けますと薄めのカツが3切れ、ソースにくぐらせたようでいい具合に染まっています。味噌汁は白味噌で、漬物とサラダが付きます。サラダのマヨネーズは自家製との由。メニューにはご飯の量とマヨネーズの量は調整できるとあったが、減らす調整のみで増やす調整は無し。個人的にはマヨネーズ多いほうが好きだったり。

カツは目の細かいパン粉で薄切りではありますが、食感は食べ応えがあって脂身が多いことも無く、それでいて固いこともなくて食べやすくて旨いですねさすがに。ソースの味も酸味が効いていて辛くないソースですね、カツなのにさっぱりといただける感じです。しかし小皿にソースがある、折角なのでご飯の上に回しかけて「汁だく」ならぬ「ソースだく」の状態にしちゃいました。そのご飯の旨さたるや!時々、貧乏な学生時代にご飯にソースをかけて食べたなんて話は聞きますが私はそんな真似したことありません(かけるなら醤油です)。しかしこの酸味のあるソースはご飯にとっても合いますね。味噌汁も白味噌であるものの私が北海道でよく「甘い!」と言っているけどそんなこともなく程よい塩梅で、この店は洋食屋なのか定食屋なのか余計分からなくなってしまいました。そもそもカツは洋食?和食?という論争も昔からありますしね。

値段も高すぎない価格で悪くないと思います。これは次回の福井でもアリかなと思いました。