思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

バスタ新宿→名古屋 ウィラーバス乗車記 いまや絶滅危惧種の吉野家のそば

2023-09-25 06:36:08 | 2023年の旅行記(国内旅行)
浅草に出てきましたが、とくに予定などはなく、ゆえに帰りの交通は予約しておらず、明日は夜勤なので夜行バスに乗って帰っても良い。たまに落語でも見てゆこうかなと思ったが「うーん?」という感じで、さりとて野球は日本ハムはエスコンで、ほかは東京ドーム以外はすべて開催しているのでどこかで中立観戦もいいかなと思ったのですがやっぱり帰ることにします。

そうなると新幹線は乗りませんからJR在来線だと東京駅16時18分発伊東行きに乗れば名古屋には21時43分に着けます。青春18シーズンは終わったので空いているわけですが富田まで6,000円ほどかかります。JRバスだと5,500円だけども名古屋~富田を加算するとほぼ同額。

昼行の安いバスはないのか?

ないどころかありますあります、ウィラーバス。東名間では昼行便も何本も運行しており、これから発車するのが3本あります。16時20分、16時50分、17時50分。いずれもバスタ新宿から名駅西口の則武1丁目までとなっておりまして、運賃は16時20分が最安で3,200円でした。これにしよう!ウィラーの予約はネット上で乗車バス停の定刻10分前まで可能です。ちょうどいい具合に後ろも横も空いている席があったのでそこを指定。座席指定できるのもいいですね。予約したのは15時半ころ。

なぜ16時20分が最安なのか、遅い方が人気なのかなと思いましたが所要時間の差でしょう。名古屋着は22時10分なので5時間50分かかりますがほかの2便は5時間30分。経路が違うのかな?まあいいや安いから。



ということでバスタ新宿へ。



明るい時間に来ることってまずないのですが意外に混んでいますね。



夜は長距離バスばかりになりますが、夕方は中央道系統や近距離が多く、旅行者と用務客が半々くらいにみえます。





そしてこれが乗車する名古屋行きのウィラーエクスプレス。ベイラインエクスプレス運行、ウィラーエクスプレスと四日市本社で企業送迎メインの中日臨海バスの合弁で近鉄富田の駅前にも見かけます。運転手に名前を告げるとタブレットで確認、だからこそ10分前まで予約可能なんです。昔ながらに紙でやっている会社にはできない芸当で、それでも空席があれば乗せてもらえることもありますが、旧ツアー系バスの当日運賃は不明瞭で(どこの会社もネット上には表示していない)運転手が携帯で営業所に「いくらもらえばいいですか?」とやっているのも何度か見たことあるほど。

残念ながら隣が空席ではなくなって爺さんが座ってた。いまの爺さんはスマホでなんでも予約できる。年齢が高くなるほどネットは不得手と考えている奴の頭こそ古い。きょうはざっと25人くらいだろうか、若い女の子が多いが子連れ外国人もいる。運転手と案内係はノーショーが2人いるなと話していると無線でいまひとりそっちへ走っていますと通報。結局その人を待って2分遅れでバスタ新宿を発車、ノーショー1人です。定刻までに連絡したら半額戻ってくるのに勿体ない。

バスは山手通りに入り初台南から首都高中央環状線と思ったら素通り。あれれ…、さらに旧山手通りまで行っちゃって神泉の交差点で246へ右折して池尻から首都高。だから時間かかるのか。この先、東名高速に渋滞は発生していないが上りは東名リニューアル工事の影響で中井PA付近で渋滞中。反対でよかった。工事の関係で右ルートが閉鎖され上り線に転用、それでも下り線は順調に流れてゆきます。最初の休憩地足柄SAに10分早く17時50分に到着、ここで30分のロング休憩。ほかにも浜松SAでも30分休憩と案内なので、これが所要時間かかる理由ですね。

ちなみにJRバスなら15分休憩2回で5時間なんですがね。ここで運転手が食事される方はここでお済ませくださいと。昼めしは結局抜いたのでいい加減に腹が減ってきた。



バスレーンに駐車する大型トラックはマナー違反です。空いてるからいいだろという問題ではない。それで食事ですが足柄SA下り線といえば。



吉野家のそば屋があるんですよね。これって公式サイトで確認すると絶滅危惧種で全国に10店舗しかないうちのひとつ。店内は広めでカウンターで注文して受け取るセルフタイプ。牛丼並とかけそばのセットを注文。渡されてからツユヌキ言うの忘れたことに気づく。



こんな大きな紅生姜の容器初めて見たぞ!



牛丼は評論する必要ないですがかけそばが旨いね。ツユの味とか濃さとか私好み。これ以上濃いと塩辛いし、薄いと物足りない。出汁感もしっかりしている。麺は押しだし製麺機で作った蕎麦粉十割。太目の麺が田舎風だね。歯ごたえがある。もっと吉野家のそばが増えてほしいところだけど減っているのが現状で、一時は30店舗以上まで増えたのが1/3になってしまったそうで。一般庶民は吉野家に牛丼以外を求めてはいないというのかな?牛丼と麺が喰いたければなか卯があるからということか?あとうどんがあれば…
ってはなまるうどんでしたね。

食後バスに戻って18時20分に発車、新東名高速に入り120キロ区間。バスの速度は上がるが揺れとかは殆ど感じない。窓の外は完全に真っ暗で景色は望めないが夜行バスではないのでカーテンは閉じない。私は夜行バスのカーテンは無くても大丈夫というか、海外では閉めないのも普通にある。客からしたら閉めるとどこを走っているか分からないから怖いというのもありそう。

浜松SAには20時05分に着くも足柄よりも駐車スペースが無いというか、バスレーンに駐車するトレーラーが多すぎる。どうして取り締まらないのだろう。大きなSAやPAに警察が常駐したらがらっと変わると思われる。このまま素通りして次で休憩に変更かと思ったが何とか駐車できるスペースは確保でき、20時35分まで休憩。

その後は伊勢湾岸道から東海JCTより名古屋高速に入り黄金で流出。大須通~名古屋環状線を経て則武1丁目には定刻通り寸分たがわず、22時10分に到着。





名古屋駅へ向かうとこれから夜行バスに乗る一団とすれ違うからなんか変な雰囲気だね。でも暑い時期は冷房の効いたバスで移動するのは最高です。電車だとここまで冷えてないし送風口を向けるようなこともできない。


次はいずこへ?



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