紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

銘酒をたしなむ会・・・? 

2015年08月31日 | 家庭園芸&直売所

今宵、青春クラブの「銘酒をたしなむ会」があり、男女15人が参加し約3時間のひとときを過ごした。

青春クラブは、解散した地区老人クラブを復活してほしいとの意見を受け3年前に設立した組織で、地区住民であれば老若男女誰でも入会できるし、趣味や価値観に応じて12のサークル部会があり複数のサークルに入ることもできる。「銘酒をたしなむ会」は、そのサークルの1つ。高齢者に限定しグランドゴルフとかゲートボールが中心の一般の老人クラブとは異なり、地域住民の交流の場となることをめざしている。

世話人の準備が大変なので居酒屋で開くことが多いが、今回は地区公民館を使用。今回のメインはお酒「黒牛」2升。また、事前酒に発泡酒500mlを2缶ずつ、料理はスーパーに注文しておいた9品入りのミニミニ懐石風を準備。これで、会費2000円。

「銘酒をたしなむ会」といっても、ほろ酔い気分の人もいれば酔いがまわっている人もいるし、車なのでとウーロン茶の人もいる。いろんな銘酒を取り寄せて利き酒や飲み比べをしようとする訳でもない。盛り上がるのは銘酒でもなく料理でもない。地域で起こった出来事は勿論、政治から身の上話まで幅広い話題が主役となる。漫才コンビのようにボケとツッコミに分かれて談笑する一幕もある。参加者はお酒ではなく皆とワイワイする場を求めて集まっている。「飲み会」ではなく「銘酒をたしなむ会」としているから泥酔したり悪酔いするほどの酒量を用意しないことにしている。もちろん二次会や三次会もなく、殆ど飲まない人や女性でも参加しやすい健康的なサークルとして活動している。


自主防災 稲村の火の館を見学してきた

2015年08月30日 | 田舎暮らし&家族

9/1は防災の日。これにちなんで、休日の今日、我が地区の自主防災組織の催しが開催された。バス2台に分乗し「稲村の火の館」などを見学してきた。

江戸時代、濱口梧陵氏が地震直後に津波が来るからと村人を誘導したり、夜間の中を逃げやすいようにと田んぼに積んであった「稲わら」に火をつけて回ったお蔭で殆どの村人が助かったという話が伝わっている。銚子で醤油作り(ヤマサ醤油)をしていたが、たまたま、故郷へ里帰りしていた時の出来事らしいが、その後の防波堤づくりや村人の生活援助など復興対策にも私財を投じ伝説の偉人となっている。それを記念して作られたのが「稲村の火の館」。先日、皇太子様もお越しになられたとのこと。

館には、「地震や津波の怖さを教えてくれる展示物」や「東北大震災の映像」や「3Dシアター」などが用意されていて、参加者達は濱口梧陵氏の偉人ぶりにあらためて感服したり、防災意識が高まったりの有意義な時間を過ごすことができた。数年前、「自主防災組織設置」に走り回った一人として、毎年の防災の日にちなんで自治会が主催する「自主防災組織」の活動が一人でも多くの命と財産を守ることになればと願っている。


バナナピーマン 珍しそうだった・・・

2015年08月26日 | 家庭園芸&直売所

先日のNHK食材探し番組でバナナピーマンが取り上げられていた。

普通のピーマンと違ってシシトウみたいな形で珍しいし、炒めたりすると柔らかく食べやすいと家内からの評判もいいので例年植えている。でもピーマンの一種なので生でかじることはない。テレビ放送のためかタレントさん達が生でかじりコメントしていた。「そんなん、生でかじるもんと違うやん」と思いつつも、殆ど知られていない珍しい野菜としてテレビで取り上げられると、なぜか自分まで嬉しくなってしまった。

写真は、我が家の普通のピーマンとバナナピーマン。


梨を収穫 不作だった 味は合格点

2015年08月25日 | 家庭園芸&直売所

台風の影響があってはと、昨日、豊水梨・新高梨を収穫した。と言っても不作で25個。その原因が受粉樹にあるのか、肥料不足なのか、天候の関係なのか、剪定が悪いのか、防除なのかをつきとめ対処してこそ来年が期待できる。

もともと気まま勝手な家庭園芸だけに、近隣農家の作業ぶりと比較すれば、小まめさも根気もない。猛暑の日だと、せいぜい早朝の時間だけ畑に出るくらい。家の窓ガラスや車のガラス越しにみる日頃のプロ農家の逞しさと働きぶりには、いつも頭が下がっている。頑張りきれないのに手に負えなくなる可能性があるのに、興味本位でいろんな種類の果樹や野菜を植えてしまう。その結果、放任されがちになる果樹や野菜もでてくる。「植えてゴメンナサイ」というしかない。


バナナ瓜作り 来年はご近所さん達にも広がりそう

2015年08月24日 | 田舎暮らし&家族

昨年、バナナ瓜という聞いたことのない珍しい品種の苗を植えた。美味しかったので種を採っておき、今年たくさんの苗を作った。瓜はマイナーなイメージが強い。でも我が家のバナナ瓜をお分けしたところ、誰もが「今までの瓜とは違う。甘くて柔らかくて美味しい」と評判に。皆さん、種を採っておくらしい。来年、我が地区はバナナ瓜ブームとなるかも。

 


我が家の桃が お店で買ったのより美味しかったと言われれば・・・

2015年08月24日 | 家庭園芸&直売所

我が家の桃の樹は、桃の産地・紀の川市桃山の桃農家出身。家庭園芸で作る手抜き栽培なので、産地農家の作る桃には大きさや鮮やかさやきれいさではかなわない。でも、ブランド品と食べ比べてみても、味は我が味覚で判断するかぎり負けてはいないと思っていた。

1カ月以上も前の話が伝わってきた。義母に持っていった我が家の小ぶりな桃、ご近所におすそ分けしたとのこと。後日、ご近所さんから「お店で買ってきた大きくて立派な桃よりも、おすそ分けしてもらった小ぶりな桃の方が比べものにならないほど甘くて美味しかった」とのこと。

それを聞いて「貰ったからお世辞やで」と思ったが、よくよく聞いてみると事実だったことがわかった。こういう声を聞くと嬉しくなり、来年も義母を通じておすそ分けしてあげようと思ってしまう。以前、「めっちゃ、美味しかった」と言ってくれたご近所さん、お世辞半分と思いつつこの言葉に嬉しくて毎年おすそ分けしている。こうした声が家庭園芸の何よりの励みになっている。

余談だが、ホントは「買った桃、どこの産地・どこのJA共選の桃?」と聞いてみたいが、一般の人は覚えていなかったり確認していなかったりが大半。店によっては、産地表示していないこともある。食べたい人は、見た目の立派さやきれいさよりも味覚で選びたいはず。でも、見た目と値段を見比べて選ぶしかない。なかなか見た目だけで味がわからないのが果物。今は選果機の光センサーで1つ1つ糖酸度が判別できる時代。糖酸度表示でお店に並べば消費者も納得して選択できるのにと、いつも思う。

かつて、知人の依頼で山陰地方に送った「みかん」。それを機に、その見知らぬ方から毎年「みかん」を頼まれた時期があった。品質(見た目)が良くないみかんだと、10kg段ボール入りでも宅配送料の方が高くつくことも多い。申し訳なくて「そちらのお店で買った方が安いはず」と言っても「味が断然違う」という。どこの産地のどんなみかんが売られているのかと、聞きたくなってしまったこともあった。

今年7月収穫の我が家の桃。最小限の摘果なので桃は大きくならないかわりに数量が多い。なぜか味がいい。

 

 


京奈和自動車道の和歌山JCTが・・・

2015年08月20日 | 旅行・街歩き・お店・写真

大阪・泉南への帰りに阪和自動車道を走っていたら、近くの山や頭上の工事が進行中だった。そういえば、京都市・奈良市・和歌山市を結ぶ京奈和自動車道の計画、部分開通しているが全線開通していなかったことを思い出した。

「ここが阪和自動車道と連結する和歌山JCTになるのか」、「えらい山の上の高いところがJCTになるのやなあ」、「工事する人、高くて怖いやろうなあ」などと勝手に想像しながらも、持っていたカメラでその様子をパチリ。

来年度中に、このJCTができるらしい。高野山や紀の川沿いの観光地へ行く人が増えるかも・・・

 


歳とるほどバイキング形式かも・・・ 田舎暮らしからかも・・・

2015年08月18日 | 我が家の食&漬物作り

何年も前から続いている知人夫妻との食事会。4月予定が都合で伸び伸びになっていたが、急遽、ランチバイキングすることになった。

今回は、ホテル・レストランの北海道バイキング。バイキングは食べ放題だから若い人だとお得感があると思うのが一般的な見方。でも年配者にとっても、お互いの好き嫌いに気を使わなくてもよいし、少量ずつ多品種の料理を味わえるし、お腹の具合に応じてお互い遠慮なく食事量を調節できるという魅力がある。料亭などの会席料理や高級料理も豪華ですばらしいが、歳をとるほど、こういうバイキング形式がカジュアルでいいと思うようになってきた。値段が手頃なのもいい。最近は、旅行する機会があって観光地に泊まることになった場合も、食べきれない量であったり好みでない料理も出てきたりする部屋食となっているホテルを避け、バイキング形式のホテルを選ぶようにしている。その結果、リーズナブルなホテルに泊まることになり一石二鳥だと思っている。田舎暮らしで質素で地産地消中心の食生活だと、豪華な料理になじめなくなっているのかも・・・

会食するときは、なぜか、お互いに自前の手土産を持参するようになっている。持っていったのは、「自家製のきゅうりの糠漬け」と「朝採りのバナナ瓜」各数本という田舎の旬らしい品。頂いたのは、「タケノコの瓶詰(写真)」&「買ったばかりのフクロウの飾り物」という高価なものばかり。家内曰く「買ったらエエ値するやろうなあ・・・と恐縮」

頂いた「タケノコの瓶詰」・・・加熱し密封しているので、フタを開けなければ長期間常温で保存できる貴重品。少なくても1つは正月料理用に保存しておくみたい・・・


お盆は、お盆様かも・・・

2015年08月16日 | 田舎暮らし&家族

お盆は、ご先祖さんを供養する宗教行事。

息子・娘達3世帯が自分達で相談しお盆参りの日時を決めたらしい。その日は、皆でバーベキューを楽しむ予定だという。食材や飲み物も彼等で用意するらしく、我が家に皆が集ってくれるというのに我が夫婦はお客様扱いみたい。

せめてもと集まる前に、カーポートを利用すべく照明を取り付け、倉庫から机・椅子・バーベキューセット・炭を運び出し場所作りをしておいた。家庭園芸で作った「とうもろこし・さつま芋・なすび・バナナ瓜」なども用意した。持ち帰りできるよう「ナスビ・キューリの糠漬け」も準備しておいた。実家に集まってくる子ども達を思う父親としての気持ちかも。

家内は、帰りに世帯ごとに渡す手土産を漏れないように紙に書き出したり準備していた。これが、実家に集まる子ども達を思う母親の気持ちかも。

今年は、薄暗くなってから自宅前でバーベキューと花火を楽しんだ。その後、室内でその模様を撮った写真・約200枚をテレビに映し出しズームにしたりで爆笑の連続。4時間あまりの楽しいひとときだった。

子ども達3世帯が集い、一緒に食事を作り食べたり飲んだり談笑したりするお盆は、ご浄土のご先祖さんも喜んでいるかも知れないが、生きている私達や子ども達にも楽しい時間を与えてくれた。ありがたやお盆様。

 10カ月の孫:隣にお茶を置いたまま、コップを口にくわえて「私もビールが飲みたいな」かも・・・

 


花の仕入れ 天が味方してくれたと思った 

2015年08月11日 | 田舎暮らし&家族

80歳近くの義母が健康のためにと頑張っている花屋さん、週2回の花の問屋さんへの仕入れを手伝いに行ってきた。

店の軽トラを使うと仕入れた花が段ボール箱に入っているとはいえ、荷台で夏場の直射日光を約1時間も受け続けることになるので我が乗用車を使うようにしている。面倒なのは店先が狭く軽四輪でないと入れないので、店から数百メートル離れた広場で仕入れた花を乗用車から軽トラに積み替えなければならない。それでも、「花を大切に扱いたいし、何よりも義母が乗り心地がいいと喜んでくれる」から、面倒な積み替えを行っている。

今回は、お盆を控えているので仕入量が多く大量に予約もしているらしく、軽トラでないと積みきれないかも知れないとの不安を抱き出発。15年目になる愛車のワンボックスカー。いつもは後部3列目の座席を収納し荷台にしているが、今回は後部2列目・3列目の座席も収納し荷台にした。

花の問屋さん。横長の大きな段ボール箱が予約分を入れて何と10数箱の仕入れ量となった。さらに、両手で抱えきれない程の大きさのビシャコが2束にサカキが半束も。有難いことにお店の方や同業の花屋さんが車に運ぶのを手伝ってくれた。「入るかなあ」と皆も心配してくれた。車に押し込み積み上げ「もう無理と」思ったとき全部が積み終わっていた。荷台の天井まで積みあがった満車状態、あらかじめ仕入れ量と荷台の大きさを計っていたかのような「驚くようなドンピシャリ」、「天が味方してくれた」と思った。


なんで・・・? 鴨居で前頭部を強打するなんて 

2015年08月06日 | 田舎暮らし&家族

あー情けない  ソファーベッドに乗って窓を開けた後、降りるときにタイミングを間違い頭の上にあった鴨居に前頭部を強打した。一瞬、ガーンとなって痛みと共に何が起こったのか呆然とする始末。でも出血はしていないしコブもでていなかった。打ったところは痛いけど頭の中がガンガンするわけでもなく、手がしびれたり吐き気もないので様子をみた。

しばらくたって、後頭部が重く、時々ズキズキ。早速、脳神経外科に走った。MRI診断では脳出血がないとのことで一安心。鴨居で頭を打つなんて何てドジなことをと思っていたが、そういう年になってきたんだと納得。結局、むち打ち状態になっているみたい。

それよりも、今回と5年前のMRI写真を比較され、脳が委縮したり細い血管が詰まったり痴呆になる要素が進んでいるといわれビックリ仰天。「でも、それなりの年だし・・・」と言うと、医者は「まだまだ、若いしもったいない」と。結局、それらが進行しない薬を頂いてきたが、飲み始めると永久に飲み続けることになりそうで、手をつけず躊躇している。

鴨居で頭を打ったばっかりに新たな頭の症状を指摘され、憂鬱な日々を送ることになってしまった。日常生活で介護を受けずに生活できるという健康寿命が日本では70歳ちょっと。介護施設や病院でお世話になってまで長生きしたいとは思っていない。健康寿命で人生を終えたいと思っている。「ピンピンコロリ」が理想。頭を打ち後頭部に重みが残っているだけで気分が憂鬱なのに、医者の診察で心まで病になりそうになってきた。


ブランド品 あら川の桃を頂いた

2015年08月05日 | 家庭園芸&直売所

我が家では、数十年前に紀の川市桃山町の農家から頂いた桃の苗木が大きくなり、毎年150個以上は収穫する。今年も美味しく頂いた。でも、家庭園芸だから摘果は最小限なので実は大きくならないが数量は多くなる。防除も殆どしないから見た目もきれいでないし、剪定や摘果も適当だから色合いも赤さが少ない。

今日、桃山町の農家が栽培した「あら川の桃」を頂いた。しかも大玉で秀品。とても庶民が買って食べられる桃ではなさそうなので、数個ずつ息子や娘達家族におすそわけ。食べると、口にひろがるジューシーさがすごい。本場のプロ農家が作っただけに「大きさ・見た目のきれいさ・ジューシーさ」は、我が家の家庭園芸で作った桃とは雲泥の差。ただ、糖度測定しなかったので数値はわからないが、我が味覚判定によれば「甘さ」だけは我が家の桃も負けていないのではと思った。やっぱり、桃山から良い苗木を頂いたのと気候・土壌がたまたま合ったから素人の栽培管理でも「甘く」なったんだと解釈しつつも、なぜか我が家の桃も誇らしげな気分になった。

2個並べるとティッシュの箱の横幅と同じ。高さはその倍。その大きさにビックリ。

 

 

 


子ども達と青春クラブのボランティアに思うこと  

2015年08月01日 | 家庭園芸&直売所

今日から小学校が夏休み。その初日、地区の子ども会と青春クラブ合同で朝7時から地区の公民館を大清掃。学校の子ども会活動でもあるので、地区担当の先生や校長先生も見回りや挨拶に来られた。青春クラブでは、3年前の発足時から続けている。

あるグループでは、大人達が電動バリカン・のこぎり・剪定鋏で庭木を剪定し、子ども達はその剪定した枝葉を集める。別のグループでは、何十枚もの座布団干しや、畳や窓ガラスの拭き掃除を大人と子どもが一緒になって行う。網戸の網も張り替える。約2時間で終えると、自治会から子ども達にはパンとジュース、大人達にはお茶を配る。

この2時間、作業を通じて大人と子どもの会話も生まれる。田舎でありながら、子ども達の顔をみても「どこの家の子ども」か全員のことを知っている大人は殆どいない。親の名前を聞いても分からない子どもも多い。おじいさん・おばあさんの名前を聞くか、家の場所を聞かないとわからない子どもも多い。大人が子ども達のことをよく知らなくても、子ども達は「誰々ちゃんのおじいちゃんや」とか、大人達のことを案外知っている。よく考えれば大人の風貌は数年で変わらないが、子ども達はどんどん成長するから1年も顔を見なければわからなくて当たり前か・・・   

田舎でも「子どもを守る運動」が行われている。でも、声掛けなどをする大人が「信頼できる地区の人かどうか」、子ども達は顔判断するしかない。今回のボランティアに参加した大人達の顔は、子ども達がしっかり覚えてくれる。「子どもを守る運動」の前に、こうした大人と子どものふれあう機会が欠かせない。ボランティアは公民館をきれいにするだけではなく、大人と子どもの貴重なふれあいの場だと思っている。