紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

安納芋掘りなど2日間 中腰参った・畑で昼食・畑会議・・・ 

2015年09月30日 | 家庭園芸&直売所

昨日は7時過ぎから17時まで、今日も7時過ぎから16時まで畑作業。久しぶりに頑張りすぎたせいか、昨夜も今夜も腰が曲がり気味。家内に入念にマッサージをしてもらい、ようやく伸びてきた。田舎では90度近く腰が曲がったおばあちゃんをみかけることがある。多分、腰を曲げての畑仕事ばかりの日々を過ごしてきたのだと思う。そう思うと、敬意の眼差しでみつめてしまう。

1日半は安納芋掘り。蔓を切り空き地に運び、黒マルチをまくり、芋を傷つけないようにとスコップで外回りからだんだんと掘り進む。1株掘るのにスコップを少なくても7回~10回は入れる。約100株掘ったので、スコップを700~1000回以上も使ったことになる。掘った芋は、根についた土を払い1カ所にまとまる。

蔓につながった芋をみかん鋏を使って1つ1つ切り落とし、大・中・小・傷別に仕訳しコンテナに入れる。その後、簡易流し台で水洗いした後、新聞紙を敷いたコンテナに並べ、倉庫で乾燥・貯蔵する。

2日目の午後は、芋掘りした跡地に苦土石灰・化成肥料を撒き管理機で耕し畝作り。その上に芋で使用した黒マルチを有効活用し、かぶせた。その畝に大根の種を撒いた。昨冬に作った大根の麹漬けと糠漬けは冷凍保存してあったが、先日、在庫がなくなってしまった。そこで今年はたくさん漬け込みしなくっちゃと思いたち、既に約300本近くの大根を植えているものの、漬物作りに足らないかもと心配し植えることにした。

こんなに2日間びっしりと、しかも腰を曲げての作業ばかりをしたのは久方ぶり。しかも、昼食は家内が畑に持ってきてくれた「おにぎり・漬物・ソーメンなど」ですませ、休憩もそこそこに頑張った・・・。 でも、作業途中、入れ替わり立ち代り声をかけてくれた近隣農家の人と腰を下ろしての「畑会議」、その回数と時間、長かったかも・・・ 「ねずみ」にかじられ、「ウチの芋全滅」と聞けば「傷物でよかったらどうぞ」とお分けしたりも・・・

1株でこれぐらい収穫できれば、言うことないんだが・・・

 まだまだ、どっさり掘らなくっちゃ!


初めてみた 安納芋に花が咲いた

2015年09月28日 | 家庭園芸&直売所

安納芋の蔓に花が咲くなんて思いもしなかった。最初、生い茂る芋蔓を遠くからみていた時は、朝顔かなにかの種が飛んできて花が咲いているのかと思っていた。数日後、この雑草を取り除こうとして間近に行くと、安納芋の蔓から花が咲いていてビックリ。

今年は長雨が続き、我が地域の夏場の日照時間が平年の6割程度とのこと。その影響かどうか2割ぐらいのさつま芋苗が黄色に変色したり成長しなかった。でも、その不作ぶりは特定の畝に集中していたので、長雨や日照時間ではなく土壌か肥料の関係かも知れないと思っていた。その成長が弱いさつま芋苗の蔓にだけ、ピンクの鮮やかな花がいくつか咲いていた。

我が家に咲いた安納芋の花は、何らかの理由で生育不足となり、それが原因で花が咲いたとしか思えない。花をつけた成育の悪い蔓苗からは、いい安納芋を収穫できるとは思っていないが、その代わりに珍しい綺麗な花を見せてもらったと思うしかない。でも、やっぱり、花より団子がいい。

朝顔みたいな安納芋の花。色違いのオクラの花みたい。

 


自家製の金山寺味噌 最後の1パック

2015年09月26日 | 我が家の食&漬物作り

昨年7月に金山寺味噌を作った。青春クラブの「郷土料理を愛する会」に家内が参加し3升作った。自分は事務局なので「郷土料理を愛する会」の先生に同行し、全員が使う「麹」の買い出しをお手伝いしたので、麹の予約方法や店もわかっていた。以前に作った時は3升の金山寺味噌が数か月でなくなってしまったので、数日後に我が家で家内と5升を追加して作った。

金山寺味噌は熟成し食べ頃になってから冷凍保存しておくと、味も変わらないし凍らないからすぐ食べられる。昨年の8升の金山寺味噌、500gぐらいずつパックに小分けし冷凍保存してあった。その金山寺味噌、我が家で消費したりアチコチにお分けしたりで、1年余りたった今、最後の1パックになってしまった。

金山寺味噌は、蒸した米と麦、炒ってから皮を取った大豆と麹菌を混ぜ合わせ発酵させ「麹」を作る。その工程の手間が大変なのと発酵管理が難しい。それゆえ、発酵した「麹」を買ってきてから、瓜やシソや砂糖や塩などを混ぜ合わせてから作る金山寺味噌は、作業も簡単だし失敗もないので主流となってきた。ただ、いい「麹」になると1升で2千円するが、お店で金山寺味噌を買うことに比べれば半額以下ですむ。自分で発酵させて「麹」を作れば、手間はかかるが原材料費だけですむ。

数年前、田舎の伝統料理を受け継ごうと「麹」の作り方を教えてもらったが、その作業工程の多さや小まめな発酵管理の大変さにビックリするとともに、田舎のおばあちゃんのノウハウと親切さに感動した。今は亡き「ご近所のおばあちゃん」から教わった「手作り金山寺味噌の秘法」は、レシピにし以下に掲載。

http://kisyuuarida2014.web.fc2.com/inakasyoku.html


大根 1カ所1粒植え後 1週間経過 97%発芽

2015年09月22日 | 家庭園芸&直売所

大根の1カ所1粒植えは、教科書にない自分流の植え方。何と、種袋に書いてあった発芽率85%以上どころか、ざっと見渡したところでは100%に近い。1畝を丁寧にみると97%の発芽率。1袋300粒余りを3畝に分けて撒いた。順調に育てば290本以上の大根が収穫できることになる。

2日前に白菜3畝、キャベツ1畝の種も撒いた。例年は白菜・キャベツはポットで育ててから植え替えるが、ご近所さんが「直接、撒いた方が出来がいい」というので、念のため種を水につけ、1昼夜以上おき種が割れかけてから撒いてみた。写真の左3列は大根、続いて3列が白菜、右1列がキャベツ。キャベツのネットが足らなくなったので大根1列のネットを外し転用。

予定していた以上に場所を占有したので、「野沢菜」を植える畝を別の場所に準備中。これで2袋の種を撒ければが言うことなしだが・・・ レタスの定植場所も、50株以上植えられるよう別に準備しておかなくっちゃ。

 


大根の種 自分流の植え方で約300粒を撒いた

2015年09月15日 | 家庭園芸&直売所

長雨がおわったあと、草取りをし、枯れるまでと長く放置してあった剪定枝を集めて燃やし、その灰を撒いた跡地を管理機で耕し、大根・白菜・キャベツ・野沢菜・レタスなどを植えられるよう黒マルチで覆った畝を作ってあった。明日、雨だというので、急遽、大根を植えることにした。1畝2筋撒きし3畝植えた。キジなどの野鳥に種を突かれないようネットもしておいた。

買ってきた袋には、30cm間隔で1カ所に3~4粒撒くと説明があった。これが、ご近所さんもやっている一般的な植え方。

が、自分流は1カ所1粒、約17~20cmぐらいの間隔で撒く。撒くと、1袋10ml入りで約300粒入っていた。一般的な撒き方だと、間引きをするので1袋で1/3の約100本の大根を収穫することになる。我が流儀だと、発芽率85%以上と記載されているので約250本以上の大根が収穫できることになる。例年、9割以上は発芽している。仮に発芽しなかった場所が空いても、葉が大きくなってくると歯抜け感はない。1袋数百円の種、全ての種を効果的に使う方法だと思っているし、なにより面倒な間引き作業をする必要がないことも大きな魅力となっている。

 

使い途は3通り。

1つは大根の麹漬け。収穫後、漬けてから食べられるまで1カ月はかかる。麹漬けは15kgの樽を3樽作るので45kgが必要。麹漬けは、適度な太さでないと味が浸透しにくいので、1本500gとして約90本必要。着色料・甘味料・砂糖を殆ど入れないのが我が流儀。いつも、子ども達家族や親類・知人が待っている。

2つめは大根の糠漬け。収穫した大根を「つ」の字に曲がるくらいまで簡易物置で干す。ついで米ぬか・塩・昆布・柿の皮・みかんの皮・鷹の爪で漬け込み約3カ月。もちろん着色料は入れない。甘いのがきらいなので砂糖も入れないが、柿の皮がほのかな甘味を感じさせてくれる。この糠漬け、約150本以上は作りたいが、料理用で使いきれない分を使うことになる。昔ながらの本格的な漬物作りをする人も減ったが、食べる人も減ってきた。売っている店も少なくなり、あっても結構な値段がする。我が家では、いつでもボリボリ食べ放題。子ども達家族や親類・知人にも、麹漬けより人気がある。甘い漬物と違い、どれだけ食べても飽きない味が好まれている。ご飯やおにぎりに最高。

3つめは料理用。おろし・おでん・煮物などで、必要の都度、必要な本数だけ収穫する。


20150908 庭の花② 初めて咲いた花 珍しい蝶々が祝福に・・・?

2015年09月08日 | 旅行・街歩き・お店・写真

ご近所さんから頂いた球根から初めて花が咲いた。最初はペンペン草と見間違うほどだったが、花が咲くとキレイキレイ。

初めての花を祝福するかのように、珍しい蝶々がやってきた。こんな蝶々、飛んでくるのは初めてかも。おまけに、みたこともない蛾らしきものも飛来。この花には、彼らを引きつける不思議な魅力があるのかも・・・