城郭 長谷川博美 基本記録

城郭遺跡見学講師 信長公記講師 お城イベント案内 民俗学講師  神道思想史講師 などの情報を発信して行きます。

城郭研究の現場から導かれた実践と現実の歴史城郭講座

2018-09-13 02:19:07 | 歴史講座
城郭研究の現場から導かれた実践と現実の歴史城郭講座

対談者
 歴史を語る事って?多数の智識を図書館の図書や史書からえた人が語るのが歴史でしょうか?
 私は文字歴史も現実の遺跡も知って初めて歴史考証だと思います。例えば文字知識だけ詰め込
 んで歴史を語られる人は現地には精通してないと思います。例えば大きなビール工場と大きな
 タイヤ製造工場を訪れた人が居たとします。両工場の門にある会社の看板が入れ替えられたと
 とします。タイヤ工場をビール工場を実際訪れた事のない人「小学生」は両者の区別が出来な
 い場合もあると思います。ましてや森林や草木に覆われた古墳や古城は雑木によって隠蔽され
 た一種の隠れた歴史の現場現実だと私は考えています。私は長谷川先生と本には載っていない
 巨大な城址をと訪れた時のショツクや歴史の現場の衝撃は言葉では表現できません。文字って
 薄いな!文字って軽いなと時に感じてしまいます。これは人名で言えば山田太郎さんと、杉田
 次郎さんの名前を知っていても、実際に山田さん杉田さんに出会って顔や声や性格を知らずに
 両者を語る事に似ています。地誌や文献に登場しない敗れた側の武将の城址や家臣団の事は歴史
 から忘れ去られるのです。

長谷川
 そうツタンカーメン王は長いエジプトの歴史の中で王名表つまり系図から意図的に消されていた
 ときどき彼の名前の入ったヒエログリフは研究家の間では知られていたが遂に発見された現実が
 あります。ずいぶんと長い説明になりましたが?
 確かに江戸時代の絵師の描く象や虎は現実のそれとは異なります。
 ある意味想像や類推や推定で虎や象を描いています。それはイメージの世界とも言えますよね。
 ところが現実に身近に目で見聞観察した花鳥風月は写真を見るように正確に丁寧に描かれてる。

対談者
 そこなんです!長谷川先生が解説される未知の城を理解できない傾向の人は、文字派、文献派に
 多いと思います。現実を知る足元を見ていない城址の石碑や古墳の看板だけに、とらえられいて
 現実を把握できていない。私達余呉城郭研究会や米原『城歩会』は文字の呪縛にとらわれず率直
 に現場を見学してきたメリットがあります。それらの人々は時に文字歴史にだけに偏る人々から
 軽視されたりする事があるんです。すごく悔しいのですが。「微笑」しかし私は密かに思います。
 今は認めれていない一般認識されていないが私は最先端の城郭遺跡の勉強をしていると確信します。
長谷川
 長浜市の最北端に内中尾山城と言う堀も含めると全長300mに及ぶ巨大な城址があり1980年代に
 は私は既に東京渋谷で講演をしています。現在2018となり福井県側の通称遺跡名称『玄蕃尾城』
 として滋賀福井人は是を知らぬ人はいませんがこの城を知ってもらう過程においても長谷川氏は
 絵空事のような事を言うと文字歴史派の人には揶揄された経緯もあります。
対談者
 私は長谷川先生は過小評価されていると思います。私が偶然発見した長谷川先生だと思って応援
 してきましたが、先日福井県で何十年ぶりに長谷川先生に対面された人が突然「そこにおられる
 の山城の大家長谷川先生ではないですか?」と大声で言われて、「やっぱりそうだったんだと」
 確信致しました。長谷川先生の潜在能力に気づいていたのは、私だけはなかった。私達は長谷川
 先生のフアンでありません。先生が滋賀の白鳩山城に行きましょうと言われて突然現れる巨大な
 城址に驚きました。もう唖然と圧倒される現実。私達の求めてるのは「論より証拠の現実」です。
 理論ではなく現実!と同時に先生は一般の人と異なる視点や歴史視座を持っ人だと思いました。
 人類のしている昨日の教科書と今日の教科書そして明日の教科書の書き変えの軽薄な事。教科書
 は所詮文字の世界。私の達知りたいののは現実や真実。
長谷川
 あまり力まないでくださいね!ストレスたまりますよ!
長谷川
 文字は人類が発明した便利なツール「道具」と言えますが。山道で遭難する人は道案内の看板が
 朽ち果てていて、その間違った方向の文字を確信するところにあります。山登りで一番大切な事
 は事前に地図や地形をよく見て地図を携帯する事が登山の基本です。文字じやなくて現実の地形
 を知っておく事です。地図を読まない人は、道しるべや印をつけ、て登山ルートにされています。
対談者
 10月からの長浜臨湖さんの長谷川先生の講座は私たちの知らない城址や現実の城郭遺跡に調査に
 裏打された現実の生々しい臨場感ある生の現実が凝縮された城郭遺跡見学の真髄や深奥が語られる
 と思います。今後城址を研究したり城址を訪れて勉強したい人々にとり先生の講義録をノートに取
 つたり録音しておく事は30年40年先の『お城見学』には欠かせない事だと思います。是は必見です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする