山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

山菜料理でお勉強

2023年03月25日 | 山菜料理

 赤コゴミは非常に優秀な山菜である。何と言っても美味しい。それだけで十分に一級品なのだが、ゼンマイと同じように何年でも長期保存ができる上に、『戻す』手間も簡単。極めてありがたい山菜だ。

 で、ここまで戴いてきた赤コゴミの常備菜がなくなったので、次の分を作ることにした。前回から1週間ほどしか経っていないんだけど、人気料理だから仕方がないか。それに、次の収穫も近いからね。どんどん作りましょう!

 乾燥保存なので、戻し方はいつも通り。水に暫く浸けてから加熱。沸騰したら火を消して冷めるのを待つ。一度水を入れ替えたら出来上がり(やっぱり簡単だ)。

       400g強ありました

 いつもの炒め煮で十分美味しいのだけれど、たまには目先を変えてみようかな。でも、やっぱり定番料理は捨てがたいので、半分に分けて、2種類作ってみることにした。

 まずはいつものやつ。

 ・切ったり茹でたり湯がいたりして材料準備

 ・サラダ油で炒めて

 ・調味料追加(赤コゴミ00g強に、酒醤油みりん各大さじね)

 ・水分があらかた飛んだらできあがり(やっぱり簡単だ)

 次です。

 作るのは、≪赤コゴミの中華炒め≫

 冷蔵庫に青梗菜が残っていたので思いつきました。まあ、今回も行き当たりばったりになりそうだけど、とりあえずやってみましょう。

 下ごしらえの部

 ・春雨25gを半分に切って2分間茹でました

 ・ニンジンは千切り、青梗菜は根元を拍子木切り、葉っぱは適当に切り分けました

 ・乾燥南蛮1本を輪切りにして加えることにしました(これが効いた!)

 ・ごま油大さじ1を火にかけ、青梗菜を炒めたら

 ・ほかの食材も加えて、油が回ったら赤コゴミも加えました

 ここで味付け。

 ・中華出汁小さじ2に醤油小さじ1、塩一つまみを加えて混ぜたら、最後にオイスターソース大さじ1を加えてできあがり

 ※オイスターソースを焦げ付かせたくない(味が落ちる)

       いかにも中華炒めという感じ

 食べてみると、なかなか美味しいんだけど、辛味が強すぎだろうか。乾燥南蛮の威力が強力すぎたかもしれない。

 まあ、酒のつまみや、ご飯が進む食材としては花丸ですけどね。肝心の赤コゴミの味が、ちょっと陰に隠れてしまったような・・・。

       本日の作品群

 本格的な山菜シーズンまでのつなぎの食材としては、丁度いいんじゃないかな。しばらく、食卓やお弁当で使わせていただきたいと思います。

 それにしても、乾燥南蛮の威力の大きさをあらためて実感させられました。

 次回作るときには、辛さ控えめに。その辺を忘れないように記録を残しておくことにします・・・。

 

 ・・・ところが、一夜明けた本日、馴染んですごく美味しくなってる。この割合のままでいいかも!

 『料理は一日にしてならず』って、意味が違うか。

 でも、すごく勉強になりました。

 やっぱり、いろいろと試してみるものだね。新たな気づきと喜びが広がってくる。

 赤コゴミさん、ありがとうね。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿