南タイの漁港の風景
タ―ク市からの帰りの車中で、彼女に色々と話を聞いた。
ミャンマー青年の家族の事だ、母親は他の男と深い関係に有り、父親もその事を知っており。
何時も喧嘩が絶えなく離婚寸前で、父親はそれを苦にして、山で木に首を括り自殺したのが真相だ。ま
父親は婿養子で有り、離婚となると出て行かねばならない、男の悲しい現実である。
母親のお腹の子は、他の男の子供で有ろうと言っていた。
母親は今家に帰り、その男と2人で暮らして居り、3人の幼い子供は20才の妹と、祖父の家で暮らしていると言う。
だからミャンマー青年は、可哀そうだと彼女は言うのである。
それなら3人の妹弟の内、幼い妹を養女に貰って育て上げたらと言うと。
書類が面倒から駄目だと言う。
ミャンマー青年は24歳位だ、妹弟の方が可哀そうだと思うが、その理論は成り立たないのだ。
このミャンマー青年を婿養子に貰うと言うではないか、
好きな男と一緒に成るのが良いからと言う、それが理想か知らないが。
財産も無い、学校も6年しか行っていない、おまけにミャンマーの少数民族の出で有る。
娘を大学にまで入れ、外国留学まで考えている親の言葉である。
おまけに彼女がもし死んだとしたら、財産は誰に行くかと聞けば。
全部娘の物で貴方には、何の権利は無いと言ってくる。
そんな事は解っていたが、現実に言われると、もう少し言い様が有るのではないかと思う。
タイ人の養育費を一銭も払っていない、元夫の娘の物である。
現実を噛みしめながら、タイのこの田舎町にも、ボツボツおさらばする時期かなと思う。
適当な時期になれば、タイを離れると彼女に昔から言っていたから、その時が来たのだろう。
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