レクサスは、海外専用モデルとして展開している大型クロスオーバーSUV『GX』次期型のティザーイメージを初公開した。GXはトヨタ『ランドクルーザー プラド』の兄弟車にあたる人気モデルで、初代『GX470』は2002年デトロイトモーターショーで登場。ランドクルーザー プラドをベースにインテリアなどを高級化したモデルだ。レクサスの中では最上級SUVの『LX』と『RX』の中間を埋める存在で、これまで何度も日本導入の噂があったが実現していない。公開されたティザーイメージの1枚からは、ドロにまみれたヘッドライト装備、内部には矢印の形をしたLEDデイタイムランニングライトが見てとれるほか、上部には3つの異なるランプが配置されている。またブードの外縁には盛り上がった部分があり、フェンダーにはボックス状のフレアがあるように見え、グリルには鋭いエッジも確認できる。リアエンドの一部の画像では、「LEXUS」のブランドロゴ、その下の赤いバーはLEDテールライトの接続している可能性があるだろう。新型GXは「GA-F」ボディオンフレームプラットフォームを採用していると伝えられ、パワートレインは不明ながら、最新のハイブリッドパワートレインを搭載すると噂されている。2021年に日本特許庁に「GX550」の商標登録がなされたのに続き、この1月には「東京オートサロン2023」に併催されたアウトドアショーで公式に「GX460」が展示された。また昨年フルモデルチェンジを果たした新型RXは、それまでラインアップされていた3列7人乗りモデルが廃止されるなどなど、フルモデルチェンジが近いこともあり、一気に日本導入への期待が高まっている。GX新型のワールドプレミアは、今後数日以内に行われると思われる。
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