庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

夏の終わりの散歩道

2019-08-31 10:35:38 | 日記・エッセイ・コラム

八月も今日で終わりですね・・

昨夜は、風呂上りに窓から吹き込んで来る涼しい秋風と、
聴こえてくる虫の音に、移ろいゆく季節の変化を感じた。。

毎年今頃になると、空の色や雲の形、風にゆれる木の葉
のそよぎなどの微妙な変化に、夏の終わりを感じて・・ 

何となく粛然とした気分になってしまいます。。

今日は夏の終わりの散歩道で撮ってきた花をアップします。

公園の古民家の庭に咲く百日草。

真っ赤な鶏頭の花。

咲き乱れるタカサゴユリ。

林床に咲くツルボの花と小さな蜂。

白いヤマホトトギス。

鮮やかなオレンジのルコウソウ。

朝がきて白いレースを折りたたんだカラスウリの花。

白いセンニンソウ。

最後は赤く色づくウメモドキの実。

 

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「百日紅」と「猿滑」サルスベリ

2019-08-30 09:50:38 | 日記・エッセイ・コラム

夏から秋まで咲き続けるサルスベリは、漢字で「百日紅」、
または「猿滑」とも書く。

百日紅」は、文字通り夏から秋まで約100日間も咲き続け
るところからだが・・

実際には、一度咲いた枝先から再度芽が出てきて花をつけ
るため、咲き続けているように見えるらしい。。

 散れば咲き 散れば咲きして 百日紅 (加賀千代女)

猿滑」は樹皮がスベスベで猿も登れないという説かららしいが・・

実際には猿が登れないということは無いらしい。。

私も子供の頃はサルスベリの木に登って遊んだ事があるが・・

滑って落ちたという様な記憶はない(笑)。。 (^_^;)

散歩道に咲くサルスベリ、赤花と白花のコラボ。

 

赤花のサルスベリ。


ピンクのサルスベリ。

 

薄紫のサルスベリ。

 

真っ白なサルスベリ。

 

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天地始粛(てんちはじめてさむし)

2019-08-29 09:38:05 | 日記・エッセイ・コラム

24節気72候の処暑の次候(8/28~9/1)は天地始粛
(てんちはじめてさむし)です。

「粛」には縮む、静まる、弱まるという意味があり、夏の気が落ち着き、
暑さもようやくおさまってくる頃です。

この言葉どおりに、当地方もここ2、3日は曇りや雨模様の天気が続き、
こないだまでの猛暑も収まって涼しくなってきた。

夜になると昼間のうるさい蝉時雨に代わって草陰から、リーリーリーッ
と涼やかな虫の音も聞こえだした・・

もう秋が近いと感じる。。

今日は8月末晩夏の庭の花をアップします。

晩夏の庭に咲く朝顔。

グリーンカーテンの朝顔は、毎朝100輪以上咲いて愉しみ♪。

 

紅いマンデビラ。

 

ナツズイセン。

 

秋海棠。

 

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どっちが先か?ツクツクボウシ

2019-08-28 09:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

夏も終わり頃になると、行く夏を惜しむかのように・・・

ツクツクボウシの鳴声があちこちから聴こえてくる。。

去りゆく夏を惜しむように懸命に鳴くツクツクボウシ。

ところで、ツクツクボウシの鳴き声は名前の「ツクツクボウシ」の通りで、
そのまま「ツクツク」が先だと思っていたのですが・・ 

世の中には、「オーシーツクツク」のように逆に聞こえる人がいるようです。

そしてなんと、その方が多数派らしいのです。(゚∀゚)

そう思って何気なく聴いてみると・・ 

なるほど、最初に「オーシ!」の鳴き声が大きく響いて、オッ!ツクツクボウシが
鳴いている!と認識できるので、「オーシーツクツク」と聞こえてくる気がします。。

辞典や辞書にも、「ツクツクホーシ」派と「オーシーツクツク」派に分かれ、両方
載っているようなので、おもしろいですね~ !

ちなみに私も最初は素直に「ツクツクホーシ」派で、途中から聴いていると確かに
「ツクツクホーシ」と聴こえるのだが・・・

庭先で鳴いているツクツクボウシの鳴き方をじっくりと聴いてみたところ。。

鳴き始めは「オーシ!」 と大きな声で一声鳴いてから、
「ツクツクホーシ」へと続いて行く。。 

少なくとも私にはそのように聴こえた。

そんなわけで、私は「オーシー!ツクツク」派に一票!

さて皆さんはどっち派でしょうか?(^_^;)

 

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水辺で連結産卵中のギンヤンマ

2019-08-27 10:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

フィールド散策の途中、池の水辺で連結して産卵中のギンヤンマ
のカップルに出合った。 

このギンヤンマのカップルはつながったまま飛び回って、池の中の
色んな場所に卵を産み付けていた。 

池の中に連結産卵するギンヤンマのカップル。

ギンヤンマは胸部が緑色で、腹部の付け根が青色のヤンマ。

平地から低山地の池沼、水田などで見られる。

オスは広いなわばりを持って悠然と飛び回る。

 

谷戸の水田では、張り巡らされた防鳥ネットの中で
ヤゴから羽化してしまったのか?

一匹のギンヤンマが防鳥ネットの中で飛び回っていた。

なんとかネットの外に出ようともがいてる。

頭は出たけど・・ 翅が引っかかって出れない。。

可哀想なので手で捕まえて外に出してあげました。

記念撮影したあとで逃がしてやろうと思ったけど・・

ちょうどそこに虫捕りに来ていた親子が通りかかったので・・

このトンボはその子にあげちゃいました。。(^_^;)

 

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